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Tシャツとポロシャツの重ね着で差をつける!おしゃれ初心者向けスタイリング

白いTシャツにネイビーのポロシャツを重ね着した20代後半の日本人男性モデル。都会的な街並みをバックに立ち、こなれた重ね着スタイルを表現している

ファッションに自信がない方でも簡単に取り入れられる「Tシャツとポロシャツの重ね着」。

この記事では、おしゃれ初心者の方でも実践できる重ね着テクニックから、シーン別コーディネート例、さらには上級者向けのスタイリングテクニックまで徹底解説します。

基本の法則さえ押さえれば、明日からすぐに実践できるおしゃれテクニックが満載です。

 

なぜTシャツとポロシャツの重ね着がおしゃれなのか?

グレーのTシャツにバーガンディカラーのポロシャツを重ね、東京の洗練された通りを歩く日本人男性。重ね着による立体感と洗練された雰囲気を表現している

Tシャツとポロシャツの重ね着は、シンプルなアイテム同士を組み合わせるだけで、コーディネートの奥行きと洗練さを一気に高めることができる魔法のようなテクニックです。

この組み合わせが注目される理由は、手持ちのアイテムだけで簡単にトレンド感を出せる点と、季節の変わり目にも対応できる実用性にあります。

さらに、カラーや素材の組み合わせ次第で、カジュアルからキレイめまで幅広いスタイリングに応用できる汎用性の高さも魅力です。

まず基本的なポイントとして、この重ね着は「レイヤードスタイル」と呼ばれる技法の一種です。レイヤードとは文字通り「層を重ねる」という意味で、異なるアイテムを重ねることで立体感を生み出します。特にTシャツとポロシャツという2つのアイテムは、それぞれ異なる表情を持ちながらも相性が良く、誰でも簡単に取り入れられるのが大きな魅力です。

たとえば、シンプルな白のTシャツにネイビーのポロシャツを重ねるだけで、カジュアルながらも品のある印象に仕上がります。「Tシャツだけでは子供っぽい」「ポロシャツだけではシニア感が出る」といった年齢による着こなしの悩みも、重ね着によって解消できるのです。

また、この組み合わせが持つ最大の利点は、トレンドに左右されにくい普遍的なおしゃれさにあります。ファッションの流行は目まぐるしく変わりますが、Tシャツとポロシャツは長年にわたって愛され続けている定番アイテム。

これらを組み合わせることで、流行を追いかけ続ける必要がなく、経済的かつ時代を超えたスタイルを手に入れることができるのです。

Tシャツ×ポロシャツ重ね着の基本テクニック

Tシャツとポロシャツの重ね着テクニックを紹介する3パターンの組み合わせ。襟元や袖口の重なり方に注目した詳細カット。色の組み合わせ方の基本が分かる参考画像

Tシャツとポロシャツの重ね着は、ただ闇雲に組み合わせるだけでは本当のおしゃれは実現できません。

色の選び方、サイズ感、素材の特性を理解し、バランスよく取り入れることが美しいコーディネートへの鍵となります。

初心者でも失敗しないためのテクニックを細かく解説していきましょう。

色合わせの黄金ルール:失敗しない配色術

Tシャツとポロシャツの色合わせバリエーションを示すフラットレイ構成。ニュートラルカラー、補色、トーン統一などの配色テクニックを視覚的に表現している

重ね着コーディネートで最も重要なのが色合わせです。

どんなにサイズ感や素材選びが良くても、色の組み合わせが不自然だと全体のバランスが崩れてしまいます。そこで押さえておきたいのが、トーン統一コントラストという2つの原則です。

トーン統一とは、同じ明るさや鮮やかさを持つ色同士を合わせる方法です。例えば、くすみカラーのTシャツには同じくくすみカラーのポロシャツを合わせると、統一感のある落ち着いた印象になります。具体的には、ライトグレーのTシャツにくすんだブルーのポロシャツを合わせると、大人っぽい雰囲気が生まれます。

一方のコントラスト法は、明暗や色相の差を利用した組み合わせです。白のTシャツにネイビーやブラックのポロシャツを重ねると、はっきりとしたメリハリが生まれ、清潔感とシャープさを両立できます。特におすすめなのは、白Tシャツ×ネイビーポロのコンビネーション。ユニクロやGUなど、3,000円前後で揃えられる手頃な価格帯のアイテムでも十分様になります。

また、初心者が陥りがちな色の過剰使用には注意が必要です。3色以上を使うと統一感が失われやすくなるため、特に始めは「ベースカラー1色+アクセントカラー1色」という組み合わせを基本にしましょう。例えば、グレーのTシャツにワインレッドのポロシャツという組み合わせなら、シックでありながらも表情のある着こなしが完成します。

サイズ感でキマる!スタイリッシュなシルエットを作るコツ

重ね着コーディネートが野暮ったく見えてしまう最大の原因は、不適切なサイズ選びにあります。特に着膨れは重ね着の大敵。

これを避けるために押さえておきたいのがサイズ感のバランスです。

基本的には、「下に着るTシャツはややタイト目、上に着るポロシャツは程よくゆとりのあるもの」を選ぶと好バランスになります。具体的には、Tシャツは肩幅がぴったり合うサイズ、ポロシャツは肩幅が1〜2cm大きいくらいのサイズ感が理想的です。

たとえば、身長170cm・体重65kgの方なら、TシャツはユニクロでのMサイズ、ポロシャツはLサイズという組み合わせが基本線となります。この「一回り違い」のサイズ感が、スタイリッシュなレイヤード感を生み出す秘訣なのです。

また、「なぜサイズ差をつけるのか」という点も大切です。同じサイズで重ねると、Tシャツの裾がポロシャツからはみ出すことがあり、不自然な印象を与えてしまいます。下着が見えるようなスタイリングは避けたいところ。特に、オフィスカジュアルやビジネスシーンでは、このようなだらしなさは致命的です。

さらに、身長や体型によっても最適なサイズ感は変わってきます。背が低めの方は全体的にコンパクトにまとめ、高身長の方はやや大きめのサイズでバランスを取るなど、自分の体型に合わせた調整が必要です。自分に合った「黄金比」を見つけるためには、鏡の前で実際に試着することをおすすめします。

素材選びで快適さUP!季節に合わせた重ね着テクニック

重ね着コーディネートを成功させるには、見た目だけでなく快適さも重要なポイントです。どれだけおしゃれな組み合わせでも、暑くて汗だくになったり、チクチクして肌が荒れたりしては元も子もありません。素材選びこそ、一年を通して重ね着を楽しむための重要な要素なのです。

春夏シーズンは「通気性」がキーワードとなります。下に着るTシャツには綿100%やリネン混のものを選び、肌触りと吸湿性を確保しましょう。上に着るポロシャツも、コットン素材の薄手のものや、ドライ素材の機能性の高いものが理想的です。例えば、ユニクロのエアリズムTシャツ(1,500円程度)と、無印良品のオーガニックコットンポロシャツ(3,000円程度)の組み合わせは、暑い季節でも快適な重ね着を実現できます。

一方、秋冬は「保温性」と「レイヤリングのしやすさ」がポイントになります。Tシャツはコットン100%の厚手のものや、発熱素材を使用したものを選びましょう。ポロシャツはニット素材や起毛素材のものが温かみがあり、見た目にもシーズン感が出ます。具体的には、ヒートテック素材のインナーTシャツの上に、ラムウールのポロニットを重ねる組み合わせが、見た目の洗練さと機能性を両立できます。

また、素材の厚みのバランスも重要です。下が厚すぎると上のポロシャツとのレイヤードが難しくなり、着膨れの原因になります。逆に上が薄すぎると下のTシャツが透けて見えてしまうことも。このバランスは実際に試着して確認するのがベストですが、基本的には「下は薄め、上はやや厚め」という組み合わせが失敗しにくいでしょう。

シーン別!Tシャツ×ポロシャツおすすめコーデ集

Tシャツとポロシャツの重ね着は、季節やシーン、目的に応じて様々なバリエーションを楽しむことができます。ここでは実際に活用できる具体的なコーディネート例を季節別、シーン別にご紹介します。これらのコーデを参考に、あなたの個性や好みに合わせてアレンジしてみてください。

春夏編:爽やかで軽快なレイヤードスタイル

春から夏にかけては、爽やかさと涼しげな印象を意識したコーディネートがおすすめです。この季節は色使いを明るくし、素材も軽やかなものを選ぶことで、重ね着でも暑苦しくならない工夫が必要です。

具体的なコーディネート例として、白の半袖Tシャツ×水色の半袖ポロシャツの組み合わせは、春夏の定番と言えるでしょう。下に着る白Tシャツはヘインズやユニクロなどの1,000〜2,000円のベーシックなもので十分です。上に着る水色のポロシャツは、ラコステやフレッドペリーなどのブランド品(10,000〜15,000円程度)を選べば、カジュアルながらも品の良さを演出できます。

このコーデのポイントは、ポロシャツの襟を立てるか倒すかという襟の使い方にあります。襟を立てるとスポーティな印象に、倒すとより落ち着いた印象になります。また、ポロシャツの袖はロールアップして二の腕が少し見えるくらいにすると、こなれた印象が生まれます。

足元は白スニーカーやデッキシューズを合わせることで、爽やか度がさらにアップします。特におすすめなのが、コンバースのジャックパーセル(7,000円程度)のような、シンプルで合わせやすいデザインのスニーカーです。

また、春の肌寒い日や夏の冷房対策としては、グレーの半袖Tシャツ×紺の長袖ポロシャツという組み合わせも実用的です。紺(ネイビー)は春夏でも重くなりすぎず、かつシックな印象を与えてくれる万能カラーです。

秋冬編:暖かさとオシャレを両立する重ね着テクニック

秋冬シーズンの重ね着は、防寒性とスタイリッシュさの両立がカギとなります。単なる防寒対策で終わらせず、季節感のある素材や色使いで洗練された印象に仕上げましょう。

おすすめのコーディネートは、ベージュの長袖Tシャツ×バーガンディ(ワインレッド)のニットポロシャツです。秋冬らしい落ち着いた色使いながらも、上品な印象を与えてくれる組み合わせです。Tシャツは無印良品やユニクロのオーガニックコットン素材(2,000円前後)がおすすめで、肌触りが良く長時間着ていても快適です。ニットポロは、ZARAやH&Mのもの(5,000円前後)でも十分様になり、タートルネックのインナーに重ねる着こなしも秋冬らしくておすすめです。

冬場の防寒対策としては、グレーのヒートテックタートルネック×ネイビーのウールポロシャツという重ね着も効果的です。この組み合わせなら、オフィスカジュアルとしても活用できるため、ビジネスシーンでも重宝します。特に、ユニクロのヒートテック(1,500円程度)とポロラルフローレンのメリノウールポロシャツ(20,000円程度)を組み合わせれば、コスパと見た目のクオリティの両方を満たすコーディネートに仕上がります。

また、寒さが厳しい時期にはレイヤードの数を増やすテクニックも有効です。例えば、ヒートテックインナー→長袖Tシャツ→ニットポロという3層構造にすることで、見た目の変化は少ないままで防寒性を高められます。この場合、一番上に着るポロシャツは少しゆとりのあるサイズ選びが重要で、着膨れを防ぐポイントとなります。

さらに足元はスエードのチャッカブーツや革靴など、素材感のあるアイテムを合わせることで、全体の季節感がぐっと高まります。特に、冬場は足元から冷えるため、見た目と機能性を両立させたシューズ選びが重要です。

デートコーデ:好印象間違いなしのモテる重ね着

デートという特別なシーンでは、どのように装うかで相手に与える印象が大きく変わります。Tシャツとポロシャツの重ね着は、「気取りすぎていない自然さ」と「おしゃれに気を使っている誠実さ」を両立できるため、デートコーデとして非常に優秀なスタイリングと言えるでしょう。

特におすすめなのが、白の無地Tシャツ×淡いピンクのポロシャツという組み合わせです。なぜピンクを選ぶかというと、この色には「優しさ」や「誠実さ」を印象づける効果があるからです。しかも、男性が着るとより女性らしさを引き立てる効果もあるため、好印象を与えやすい色として心理学的にも理にかなっています。具体的には、ユニクロのスーピマコットンTシャツ(1,500円程度)とラコステの淡いピンクのポロシャツ(13,000円程度)を合わせれば、清潔感と上品さを兼ね備えたコーディネートになります。

カフェや映画など、カジュアルなデートシーンなら、グレーのTシャツ×デニムブルーのポロシャツという組み合わせも好印象です。デニム素材のポロシャツは珍しいアイテムですが、リーバイスやリーやセブンフォーオールマンカインドなどのデニムブランド(15,000円〜20,000円程度)で見つけることができます。このコーデは「こだわりがある」という印象を与えつつも、堅苦しくない雰囲気を演出できます。

また、レストランなどやや改まったデートシーンでは、黒のTシャツ×グレーのニットポロシャツという組み合わせが活躍します。全体的にモノトーンでまとめることで大人の落ち着きを表現しつつ、重ね着というテクニックでおしゃれ感をアピールできるのです。

デートコーデで重要なのは清潔感です。どんなにスタイリッシュな組み合わせでも、シワやシミがあれば台無しになってしまいます。特にTシャツは透けやすいため、汗じみ対策として脇パッド付きのものを選んだり、制汗スプレーをしっかり使用したりする配慮も大切です。

カジュアルコーデ:リラックス感とトレンド感を両立

休日や友人との集まりなど、リラックスできるカジュアルなシーンでこそ、Tシャツとポロシャツの重ね着は真価を発揮します。このシーンでは、心地よさを優先しながらも、ただダラっとした印象にならないよう、適度なトレンド感を取り入れることがポイントです。

定番の組み合わせとして、グラフィックプリントのTシャツ×無地のポロシャツがあります。下に着るTシャツにアート性のあるグラフィックやロゴをあしらったものを選ぶことで、ポロシャツからちらりと見える部分に個性を表現できます。例えば、シュプリームやステューシーなどのストリートブランドのグラフィックT(5,000円〜10,000円程度)に、ユニクロやGUのシンプルなポロシャツ(2,000円〜3,000円程度)を重ねるコーディネートは、若々しさとこなれ感を両立できます。

休日の公園やショッピングなどのアクティブなシーンでは、ボーダーTシャツ×スポーティなポロシャツの組み合わせがおすすめです。マリンテイストのボーダーTシャツはセントジェームスやユニクロU(3,000円〜10,000円程度)のものが質の良さとデザイン性を両立しています。上に着るポロシャツは、アディダスやナイキなどのスポーツブランド(5,000円〜8,000円程度)の機能性の高いものを選べば、動きやすさも確保できます。

また、夏のレジャーシーンには、タイダイ柄のTシャツ×白のポロシャツという意外性のある組み合わせも楽しいものです。タイダイ柄は2020年代前半からのトレンドですが、そのまま着るとやや派手な印象になるため、白のポロシャツで程よく抑えることで、バランスの取れたコーディネートに仕上がります。

カジュアルコーデで差をつけるなら、小物使いも重要です。バケットハットやキャップなどの帽子、スポーティなサングラス、カラフルなソックスなど、重ね着スタイルに合わせて遊び心のある小物をプラスすることで、より個性的な着こなしが完成します。靴はスニーカーが基本ですが、あえてレザーサンダルを合わせるなど、意外性を狙った組み合わせも夏場は効果的です。

ワンランク上の着こなしを実現するプラスワンアイテム

Tシャツとポロシャツの重ね着スタイルは、それだけでも十分おしゃれですが、さらにワンランク上の着こなしを目指すならば、プラスワンアイテムの活用が鍵となります。季節や場面に応じて適切なアイテムを加えることで、コーディネートの幅が大きく広がり、自分だけの個性的なスタイルを確立することができます。

アウターとの組み合わせでコーデの幅を広げよう

Tシャツとポロシャツの重ね着に、さらにアウターを加えることで、コーディネートは一気に洗練されます。季節や気温に合わせて適切なアウターを選ぶことで、オールシーズン活用できるスタイリングテクニックとなります。

春先や秋口の肌寒い時期には、デニムジャケットとの相性が抜群です。特に、白Tシャツ×紺ポロシャツの組み合わせに、淡い色味のデニムジャケットを羽織ると、三層のレイヤードが生み出す立体感が目を引くコーディネートになります。リーバイスやユニクロのデニムジャケット(8,000円〜15,000円程度)なら、コスパよく取り入れることができます。

真冬の寒い時期には、ウールのチェスターコートを合わせるスタイリングがおすすめです。カジュアルなTシャツ×ポロシャツの組み合わせに、きちんと感のあるチェスターコートを重ねることで、「遊び心とエレガンス」という相反する要素を共存させた、大人の余裕を感じるコーディネートが完成します。色は濃紺やキャメルなど、クラシックなものを選ぶと失敗が少なく、長く着用できます。

梅雨や秋の雨の日には、マウンテンパーカーとの組み合わせも実用的です。機能性の高いアウトドアブランドのマウンテンパーカーは、都会的なコーディネートに取り入れることで、「アウトドア×アーバン」という現代的なミックススタイルを演出できます。パタゴニアやノースフェイスなどの本格的なブランド(20,000円〜30,000円程度)のものを選べば、雨の日の防水性能も十分で、実用性とファッション性を両立できます。

また、それぞれのアウターが持つイメージを理解し、シーンに合わせて使い分けることも重要です。例えば、テーラードジャケットはキレイめ、ブルゾンはカジュアル、レザージャケットはワイルドというように、アウターによって全く異なる印象を作り出せます。同じTシャツ×ポロシャツの組み合わせでも、アウターを変えるだけで無限のバリエーションを楽しめるのです。

アウター選びで気をつけたいのは、「重ね着でもごわつかない」適切なサイズ感です。通常より一回り大きめのサイズを選ぶことで、中の重ね着もスマートに収まります。特に肩幅と袖丈は窮屈になりやすいポイントなので、試着時にしっかり確認しましょう。

小物使いで個性を演出!おしゃれ上級者テクニック

重ね着コーディネートをさらに格上げするには、小物使いが非常に効果的です。小物は比較的リーズナブルに取り入れられる上、わずかなアイテム追加で印象が大きく変わるため、コスパの高いスタイリングテクニックと言えます。

まず注目したいのがスカーフやバンダナです。Tシャツ×ポロシャツの首元にさりげなく差し込むことで、コーディネートに洗練された印象をプラスできます。特に秋冬は防寒対策にもなり、一石二鳥です。素材はシルクやカシミヤなど上質なものを選ぶとより高級感が増します。ハイブランドのスカーフは高価(20,000円〜)ですが、古着屋やヴィンテージショップで探せば、5,000円程度で良質なものが見つかることもあります。

次に、帽子も重ね着スタイルを格上げする効果的なアイテムです。特にハンチング帽やベレー帽は、Tシャツとポロシャツの組み合わせにモダンな雰囲気をプラスしてくれます。カンゴールやニューヨークハット(6,000円〜10,000円程度)など、歴史あるブランドの帽子は形が整っていて被りやすく、初心者にもおすすめです。

また、腕時計も侮れない効果を発揮します。カジュアルなTシャツ×ポロシャツスタイルに、ドレスウォッチを合わせることで絶妙な「外し」が生まれ、おしゃれ上級者感を演出できます。高級時計が手が届かない場合でも、DanielWellingtonなどのミニマルデザインの時計(15,000円程度)でも十分効果的です。逆に、キレイめな重ね着コーデにG-SHOCKなどのスポーツウォッチを合わせる「ハイ&ロー」ミックスも洒落た印象になります。

そして見落としがちなのがソックスの役割です。特にクロップドパンツやロールアップした時に見える足首部分のソックスは、コーディネートのアクセントになります。ポロシャツの色と呼応するカラーソックスや、あえて差し色になるビビッドなソックスを選ぶことで、遊び心のある着こなしが完成します。ハッピーソックスやポールスミスなどのデザイン性の高いブランド(1,500円〜3,000円程度)を取り入れるのもおすすめです。

さらに、バッグもコーディネートの重要な要素です。カジュアルな重ね着スタイルには、トートバッグやバックパックが相性良く馴染みます。特に革素材とキャンバス素材を組み合わせたデザインのバッグは、カジュアル過ぎず、かつ堅すぎない絶妙なバランスを演出してくれます。ポーターやマンハッタンポーテージ(15,000円〜25,000円程度)などの機能性とデザイン性を両立したブランドがおすすめです。

小物使いのポイントは、統一感と個性のバランスにあります。例えば、全身モノトーンコーデに赤いソックスだけを合わせるなど、一箇所だけに個性を集中させることで、おしゃれ感と品の良さを両立できます。逆に、あまりにもバラバラな小物を組み合わせると、まとまりのない印象になってしまうため注意が必要です。

重ね着コーデのよくあるNG例と解決策

Tシャツとポロシャツの重ね着は、基本的には失敗しにくいスタイリングですが、いくつかの落とし穴も存在します。ここでは、よくある失敗例とその解決策を紹介します。これらのポイントを押さえることで、より洗練された重ね着スタイルを実現できるでしょう。

着膨れ回避!スッキリ見せるためのポイント

重ね着の最大の悩みとも言える「着膨れ」問題。これは単に見た目の問題だけでなく、動きにくさなど機能面でも悪影響を及ぼします。なぜ着膨れが起きるのかを理解し、適切に対処しましょう。

着膨れの主な原因は、不適切なサイズ選び素材の厚みにあります。特に下に着るTシャツが大きすぎると、余分な布がポロシャツの中で折れ曲がり、不自然な膨らみを作り出してしまいます。この問題を解決するには、先述の通り「下はタイト目、上はややゆとりのあるもの」というサイズ選びの原則を徹底することが大切です。

具体的には、Tシャツは肩幅がぴったり合い、袖丈も二の腕の真ん中くらいでフィットするサイズを選びましょう。また、長すぎるTシャツもポロシャツの中でもたついて着膨れの原因となるため、お尻がすっぽり隠れるくらいの丈が理想的です。ユニクロやGUなどでは、「スリムフィット」や「タイトフィット」というモデルが展開されていますので、標準体型〜やせ型の方はそちらを選ぶと良いでしょう。

素材面では、厚手のTシャツとニットポロの組み合わせなど、両方が分厚いと必然的に着膨れしてしまいます。特に冬場は防寒のために厚手の素材を選びがちですが、その場合は薄手で暖かい機能性インナーを活用しましょう。例えば、ユニクロのヒートテックウルトラウォームなどは、薄さと暖かさを両立しており、重ね着の下地としても優秀です。

また、着膨れを視覚的に軽減するテクニックとして、色のコントラストを活用する方法もあります。例えば、黒のTシャツに白のポロシャツを重ねると、白い部分が目立って見えるため、実際より膨らんで見えがちです。逆に、白Tシャツに黒ポロシャツという組み合わせなら、黒の引き締め効果でスリムに見えます。

さらに、ポロシャツのボタンの開け方も着膨れ印象に影響します。一番上のボタンだけを開けると、胸元にゆとりが生まれすっきり見えますが、全てのボタンを閉めると窮屈な印象になりがちです。体型や着用アイテムに合わせて、適切なボタンの開け方を工夫してみましょう。

野暮ったく見えないための色合わせの注意点

重ね着コーディネートが「おじさんぽい」「ださい」という印象になってしまう最大の原因は、不適切な色合わせにあります。特に初心者が陥りやすい色の組み合わせと、その改善策を見ていきましょう。

まず避けるべきは、似たような明るさと彩度の色の組み合わせです。例えば、ベージュのTシャツにカーキのポロシャツという組み合わせは、どちらも中間色で似通っているため、ぼやけた印象になりがちです。このような場合は、白Tシャツにカーキのポロシャツ、またはベージュTシャツに濃紺のポロシャツというように、明暗のコントラストをつけることで、洗練された印象に変わります。

また、原色同士の組み合わせも注意が必要です。例えば、赤のTシャツに青のポロシャツという組み合わせは、どちらも主張が強すぎて喧嘩してしまいます。この場合、赤Tシャツにネイビーのポロシャツ、あるいはグレーのTシャツにダークブルーのポロシャツというように、一方をニュートラルカラーにすることで調和のとれた配色になります。

色選びで特に気をつけたいのが、年代感を感じさせる色の組み合わせです。例えば、オレンジと茶色、黄色と緑といった70年代風の配色や、紫とピンク、水色とピンクといった80年代風の配色は、意図せず古臭い印象を与えることがあります。これらの色を現代的に使いこなすには、片方をグレーやネイビーなどのベーシックカラーに置き換えるか、彩度を落としたくすみカラーを選ぶことがポイントです。

色合わせの基本として覚えておきたいのが、トーンを揃えるという考え方です。例えば、くすんだブルーのTシャツには、同じくくすんだグリーンのポロシャツというように、色相は異なっても彩度や明度が近い色同士を合わせると統一感が生まれます。ZARAやH&Mなどのファストファッションブランドでは、シーズンごとにトーンを揃えたアイテムが展開されているので、同時期に購入したアイテム同士は合わせやすい傾向があります。

また、体型カバーの観点からの色選びも重要です。上半身に厚みがある方は、Tシャツを暗めの色、ポロシャツを明るめの色にすることで、視覚的に細見えする効果があります。逆に、痩せ型の方がボリューム感を出したい場合は、明るい色のTシャツに暗めのポロシャツという組み合わせが効果的です。

まとめ

白Tシャツとネイビーポロシャツの理想的な重ね着スタイルを着こなす日本人男性。バランスの取れたサイズ感、色使い、小物使いで、洗練された印象を完璧に体現している

Tシャツとポロシャツの重ね着は、シンプルながらも奥深い魅力を持つスタイリングテクニックです。

この記事では、そのおしゃれさの理由から、季節ごとの着こなし方、シーン別のコーディネート例、さらには上級者向けのアレンジテクニックまで、幅広く解説してきました。

重ね着の基本は「色合わせ」「サイズ感」「素材選び」の3つのバランスを整えること。特に初心者の方は、まずは白T×ネイビーポロという王道の組み合わせから始め、徐々に自分なりのアレンジを加えていくことをおすすめします。また、一度に多くのアイテムを揃える必要はなく、高品質なベーシックアイテムから少しずつコレクションを増やしていくのが理想的です。

重ね着コーディネートの最大の魅力は、着る人の個性を表現できる点にあります。この記事で紹介したルールやテクニックはあくまでも基本であり、最終的には自分の感性や好みを大切にしながら、自分だけのスタイルを確立していくことが真のおしゃれと言えるでしょう。

失敗を恐れず、色々な組み合わせを試してみることが上達への近道です。鏡の前で実際に試着し、自分に似合う組み合わせを見つけていきましょう。また、ファッション雑誌やSNSなどで気になるコーディネートを見つけたら、真似してみることも勉強になります。

最後に、おしゃれは「自信」と「心地よさ」から生まれるものです。どんなに流行のアイテムを身につけていても、自分自身が居心地悪く感じていては本当のおしゃれとは言えません。自分が気に入って、自分らしさを表現できるコーディネートこそが、最高のファッションなのです。

この記事が、あなたのファッションライフをより豊かで楽しいものにする一助となれば幸いです。明日からのコーディネートに、ぜひTシャツとポロシャツの重ね着を取り入れてみてください!

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