【30代・40代メンズ】お盆の帰省、何着る？失敗しない服装選びのコツとコーデ例

お盆の帰省では、親戚との再会やお墓参り、法事など様々なシーンがあり、「どんな服装をすればいいの？」と悩む30代・40代男性は少なくありません。

カジュアル過ぎて浮いてしまわないか、暑い中でもきちんと見えるかといった不安を抱えている方へ、失敗しない服装選びのコツと具体的なコーディネート例をご紹介します。

2025年夏のトレンドを取り入れながら、好印象を与える大人のお盆ファッションを完成させましょう。

お盆の服装、もう悩まない！基本は「清潔感」と「きれいめカジュアル」

お盆の服装選びで最も重要なのは、**「清潔感」と「適度なきちんと感」**のバランスです。一般的には、派手過ぎない落ち着いた色合いの服装をしていけば問題はないでしょう。お盆の時期は夏で暑いことが多いですから、薄手の白や黒、グレーなどのモノトーンシャツやブラウスにスカートやパンツ、といった服装で行けばマナーがなっていないと思われることなくお墓参りを終えることができます。

2025年夏のトレンドであるプレッピースタイルを意識した「きれいめカジュアル」が、お盆のあらゆるシーンで活躍します。2025年夏のメンズきれいめコーディネートは、プレッピースタイルを中心に、清潔感と爽やかさを大切にします。具体的には、ポロシャツやボタンダウンシャツにチノパンツや接触冷感素材のスラックス、足元は革靴やローファーといった組み合わせが理想的です。

暑さ対策も重要なポイントです。機能性素材を選ぶことで、見た目の上品さと快適性を両立できます。たとえば、接触冷感機能付きのポロシャツや速乾性のあるTシャツは、汗をかいても快適に過ごせ、同時にきちんと感も演出できる優秀なアイテムです。

これだけは押さえたい！30代・40代メンズがお盆の服装で失敗しないための基本マナー

お盆期間中の服装マナーを理解することで、どんなシーンでも安心して過ごすことができます。特に30代・40代の男性は、年齢に相応しい落ち着きと品格を演出することが求められます。

好印象を与える3つのポイント

第一印象で好印象を与える服装には、3つの重要なポイントがあります。

まず、清潔感のある色選びです。今年のメンズの夏服のトレンドとしては、ホワイトやグレーといったベーシックなカラートーンに注目が集まっています。また、ブルーカラーもトレンド。これらの色は夏らしい爽やかさを演出しながら、年上の親戚にも好印象を与えます。

次に、適度なゆとりのあるシルエットを選ぶことです。タイトすぎる服装は若作りに見え、逆にルーズすぎるとだらしない印象を与えてしまいます。シンプルで上品なスタイルにほどよいゆるさを組み合わせた大人カジュアルなコーデは、好印象間違いなしでどのような男性にもおすすめ。

最後に、上質な素材への投資です。天然繊維や高機能素材を選ぶことで、見た目の質感が向上し、大人の余裕を感じさせる装いになります。

【要注意】周りから浮いてしまうNGな服装とは？

避けるべき服装を知ることは、マナー違反を防ぐために不可欠です。

まず、過度にカジュアルな服装は控えましょう。ジーパンやハーフパンツというようなズボンや、部屋着のようなスウェットパンツ、明るい色で派手なカラーパンツや柄パンツなどは、お墓参りという場に相応しい服装だとは思えないでしょう。特にダメージジーンズや短パン、サンダルでの参加は避けるべきです。

露出の多い服装も注意が必要です。タンクトップやランニングシャツ、短すぎるパンツは、お盆という神聖な行事には不適切とされます。特に初盆や法事の場では、肌の露出は最小限に抑えることが重要です。

また、派手な色や柄物の過度な使用も控えめにしましょう。蛍光色やアニマル柄、大きなロゴが入った服装は、場の雰囲気を乱す可能性があります。

お墓参りや法事など、特に気をつけたい場面での服装

お墓参りでは、霊園などにお墓参りに行く場合や寺院にお墓がある場合は、自分の家のお墓だけではなく、親戚のお墓をお参りすることもあるかもしれません。ほかにも、お寺で住職や親戚、知人にあいさつすることも考えられます。そのため、きちんと感のある服装を心がけましょう。

初盆・新盆の法要に参加する場合は、より厳格な服装規定があります。案内状などに「平服でお越しください」などと書かれていない場合には礼服を着ていくのがマナーになるでしょう。事前に案内状を確認し、不明な場合は主催者に確認することが大切です。

親戚への挨拶回りでは、第一印象が重要になります。ネイビーやグレーのテーラードジャケットに白いシャツ、チノパンツの組み合わせなら、どの年代の方にも好印象を与えることができます。

【シーン別】お盆のメンズファッションと具体的なコーデ例

お盆期間中の様々なシーンに対応できるよう、具体的なコーディネート例をご紹介します。TPOに合わせた服装選びで、どんな場面でも自信を持って過ごせるようになりましょう。

長時間の移動も快適！帰省当日のリラックスコーデ

長距離移動を快適に過ごすためには、機能性とスタイルを両立させることが重要です。

おすすめコーデは、接触冷感素材のポロシャツにストレッチ性のあるチノパンツ、スニーカーの組み合わせです。ポロシャツは襟があることで上品さをキープしながら、吸湿速乾機能で汗をかいても快適。チノパンツは動きやすく、シワになりにくい素材を選べば、長時間座っていても安心です。

カラーは、ネイビーのポロシャツにベージュのチノパンツ、白のスニーカーといった爽やかな組み合わせが夏らしくておすすめ。足元には通気性の良いメッシュ素材のスニーカーを選ぶと、足の蒸れも防げます。

空調対策として、薄手のカーディガンやジップアップパーカーを持参すると、電車や飛行機の冷房が効きすぎた時にも対応できます。

親戚への挨拶回りやお墓参りに適した服装

きちんと感を重視しながらも、暑さに対応できる服装が求められるシーンです。

基本のコーディネートは、白いボタンダウンシャツにネイビーのスラックス、革靴の組み合わせです。シャツは半袖でも構いませんが、長袖をまくり上げる方がよりフォーマルな印象を与えます。暑い場合は、到着後にジャケットを脱いでシャツスタイルにするという選択肢もあります。

お盆の時期は夏で暑いことが多いですから、トップスは綿の白いＹシャツやポロシャツに、スラックスを合わせた服装で行けばマナーがなっていないと思われることなくお墓参りを終えることができます。

お墓参りでは歩きやすさも重要です。革靴は滑りにくいソールのものを選び、山や坂道のあるお墓の場合は、ローファーよりもレースアップシューズが安全です。

少しきちんと感が欲しい親戚との食事会コーデ

レストランでの食事会や親戚が集まる会食では、カジュアル過ぎず、堅すぎない絶妙なバランスが求められます。

おすすめは、ライトグレーのテーラードジャケットに白いポロシャツ、ダークネイビーのスラックスの組み合わせです。ジャケットがあることできちんと感を演出しつつ、ポロシャツでカジュアルダウンすることで親しみやすさも表現できます。

足元は、ダークブラウンのローファーや革製のデッキシューズを合わせると、上品ながらもリラックスした印象になります。時計やベルトなどの小物は、レザー製品で統一すると大人の余裕を感じさせる仕上がりになります。

暑い季節なので、ジャケットは会場に着いてから着用し、移動中は手に持つか腕にかけておくという使い方も効果的です。

地元の友人との再会で着たい、おしゃれな私服スタイル

同世代の友人との再会では、トレンド感のある今っぽいスタイルで、センスの良さをアピールしたいものです。

2025年夏のトレンドを取り入れたコーディネートとして、白シャツとグレー系のデニムパンツを合わせた、きれいめカジュアルコーデですがおすすめ。シャツは開襟スタイルにして、こなれ感を演出しましょう。

さらに、ブラックのTシャツが引き締まった印象を与えつつ、落ち着いた夏の雰囲気を演出。ベージュのワイドパンツが、トレンド感と快適さを両立していますという組み合わせも、大人のカジュアルスタイルとして非常に効果的です。

アクセサリーは、シルバーのブレスレットや腕時計でさりげなくアクセントを加えると、おしゃれ上級者の印象を与えられます。

これさえあればOK！お盆の着回しに便利なメンズファッションアイテム5選

お盆期間中の様々なシーンを1つのワードローブでカバーできる、汎用性の高いアイテムをご紹介します。これらを揃えておけば、急な予定変更にも対応でき、効率的なパッキングも可能になります。

一枚でもインナーでも活躍する高機能Tシャツ

吸湿速乾・撥水機能付きの高機能Tシャツは、お盆の着回しに欠かせないアイテムです。コットン70%、ポリエステル30%のブレンド素材で、COOLMAX、SORONA繊維を使用した230g生地が特徴です。

一枚で着ればカジュアルなTシャツスタイルに、シャツのインナーとして使えばビジネスカジュアルにも対応可能。撥水加工により汚れにくく、急な雨にも対応できます。オーバーサイズのシルエットで、リラックス感のある今年らしい着こなしが楽しめます。

暑いお盆の時期でも、速乾性により常にドライな着心地をキープ。お墓参りでの汗や、移動中の不快感を軽減してくれる実用性の高いアイテムです。

上品な印象を与えるドレープパンツ

接触冷感繊維を使用したワイドスラックスは、暑い夏でも快適に過ごせる機能性とエレガントなシルエットを両立したアイテムです。マイナス3-5℃の体感で、真夏でも涼しく着用できます。

ゆとりのあるワイドシルエットは2025年のトレンドにもマッチし、ドローコード仕様により好みのフィット感に調整可能。シワになりにくい素材で、長時間の移動後もきれいなシルエットを保てます。

カジュアルからきれいめまで幅広いスタイリングに対応するため、Tシャツと合わせてリラックススタイルに、シャツと合わせてきちんとスタイルにと、1本で多彩な着こなしが楽しめます。

きちんと感と快適さを両立する速乾ポロシャツ

瞬間冷感機能付きの速乾ポロシャツは、スポーツシーンから日常まで幅広く活躍する高機能アイテムです。超長綿をブレンドし、液体アンモニア加工を施した独自の高機能生地を採用しています。

襟付きのデザインによりカジュアルすぎず、親戚との食事や挨拶回りでもきちんと感を演出できます。優れた吸湿速乾性により、汗をかいても素早く乾き、常にドライな状態をキープ。高級感のある自然な光沢で、見た目にも上品な印象を与えます。

シワになりにくく型崩れしにくい形態安定性を備えているため、旅行や帰省時の持ち運びにも便利。一枚あれば、カジュアルからセミフォーマルまで幅広いシーンで活躍します。

猛暑でも涼しげ。おしゃれ上級者に見えるキューバンカラーシャツ

コットン100%のシアーキューバカラーシャツは、2025年夏のトレンドアイテムとして注目されている一枚です。開襟デザインの襟が特徴的で、リゾート感のあるリラックススタイルを演出できます。

薄手の生地感で通気性に優れ、猛暑でも涼しく着用可能。一枚で着ればカジュアルに、Tシャツの上に羽織ればレイヤードスタイルにと、様々な着こなしが楽しめます。

地元の友人との再会や、カジュアルな親戚との集まりなど、リラックスした雰囲気が求められるシーンで特に活躍。シンプルなパンツと合わせるだけで、こなれ感のあるおしゃれな装いが完成します。

冷房対策や朝晩に重宝するスタンドカラージャケット

軽量で多機能なスタンドカラージップジャケットは、温度調節が難しいお盆期間に重宝するアイテムです。UVカット機能（UPF50）と撥水加工を施した高機能ポリエステル素材を使用しています。

冷房の効いた電車や飛行機での移動時、また朝晩の気温差対策として最適。ジップアップ仕様で脱ぎ着しやすく、軽量なので持ち運びにも便利です。

スタンドカラーデザインがすっきりとした印象を与え、カジュアルからビジネスカジュアルまで幅広いスタイルにマッチ。一枚羽織るだけで、コーディネートのきちんと感がアップする優秀なアイテムです。

 

【お盆の服装Q&A】メンズファッションのよくある疑問を解決

お盆の服装について、よく寄せられる質問にお答えします。迷いがちなポイントを事前に確認して、自信を持ってお盆期間を過ごしましょう。

猛暑日（35度以上）の服装はどうすればいい？

猛暑日でも品格を保つ服装は、素材選びと色使いがポイントです。

接触冷感機能や吸湿速乾性のある高機能素材を積極的に活用しましょう。リネンブレンドシャツや、ポリエステル混紡の機能性ポロシャツなら、見た目はきちんとしていても体感温度を下げることができます。

色は白やライトグレー、パステルブルーなど、光を反射しやすい明るめの色を選ぶと体感温度が下がります。ただし、真っ白過ぎると透けて見える場合があるため、適度な厚みのある生地を選ぶことが重要です。

日傘の使用も現在では男性にも浸透しており、熱中症対策として有効です。折りたたみ式の上品なデザインを選べば、持ち運びも便利です。

お墓参りにジーパンは履いていっても大丈夫？

ジーパンの着用は基本的に避けるべきとされています。ジーパンやハーフパンツというようなズボンや、部屋着のようなスウェットパンツ、明るい色で派手なカラーパンツや柄パンツなどは、お墓参りという場に相応しい服装だとは思えないでしょう。

ただし、家族だけでの気軽なお墓参りの場合は、ダークネイビーの無地ジーンズであれば許容される場合もあります。その際も、ダメージ加工や色落ちの激しいもの、スキニータイプは避け、きれいめなストレートシルエットを選びましょう。

より安全な選択としては、チノパンツやスラックスがおすすめです。カジュアルな素材でも、ジーンズより格上に見え、多くの場面で適切とされます。

サンダルや短パンはどこまで許される？

サンダルと短パンの着用は、シーンによって判断が分かれます。

家族だけでの気軽なお墓参りの場合、革製のサンダルであれば許容される場合があります。ただし、ビーチサンダルやスポーツサンダルは避けるべきです。足袋靴下を合わせることで、きちんと感をプラスできます。

短パンについては、膝丈以上の上品なハーフパンツであれば、親戚との食事会やカジュアルな集まりでは問題ない場合があります。ただし、お墓参りや法事では避けるのが無難です。

迷った場合は、長袖シャツや長ズボンを選ぶか、事前に家族や親戚に確認することをおすすめします。

初盆や法事に呼ばれた場合の服装は？

初盆や法事の服装は、案内状の記載を必ず確認しましょう。

案内状などに「平服でお越しください」などと書かれていない場合には礼服を着ていくのがマナーになるでしょう。つまり、指定がなければブラックスーツが基本です。

「平服」と指定されている場合でも、普段着という意味ではありません。ダークネイビーやダークグレーのスーツに白シャツ、黒ネクタイが適切です。足元は黒の革靴、靴下も黒を選びましょう。

夏の暑さを考慮して、ジャケットの着用が困難な場合は、到着時にきちんと着用し、法要中以外では脱いでも構いません。ただし、法要の最中は必ずジャケットを着用することがマナーです。

まとめ：好印象な服装で、素敵なお盆休みを

お盆の服装選びは、清潔感ときれいめカジュアルの絶妙なバランスが成功の鍵です。30代・40代の男性として、年齢に相応しい落ち着きと品格を保ちながら、2025年夏のトレンドも取り入れた現代的なスタイルを心がけましょう。

機能性素材を活用した暑さ対策と、TPOに応じた服装選びにより、どんなシーンでも自信を持って過ごすことができます。接触冷感機能や吸湿速乾性のあるアイテムを中心としたワードローブなら、見た目の上品さと快適性を両立できます。

迷った時は、「少しきちんとし過ぎかな？」と思うくらいがちょうど良いということを覚えておきましょう。親戚や地域の方々との久しぶりの再会で、好印象を与える装いで素敵なお盆休みを過ごしてください。