【メンズスラックス】着こなし方別!ワイドパンツコーデ22選
トレンドのワイドシルエットを取り入れたメンズスラックスの着こなしをご紹介します。体型別の選び方から、季節やシーンに合わせたコーディネート例まで、幅広くカバー。
これさえ読めば、あなたも旬なワイドパンツスタイルをマスターできます。
ワイドスラックスとは?スラックスとワイドパンツの違い
スラックスの新たな魅力を引き出すワイドシルエット。従来のスラックスとワイドパンツの特徴を融合させることで、カジュアルからビジネスまで幅広く活用できる万能アイテムとして注目を集めています。
一般的なスラックスは、ビジネスシーンを想定して作られた薄手の生地を使用した裾にかけてテーパードがかかったシルエットが特徴です。一方、ワイドパンツは裾に向かって広がるシルエットで、よりカジュアルな印象を与えます。ワイドスラックスは、この両者の特徴を組み合わせることで、フォーマル感とトレンド感を両立させた新しいスタイルを実現しています。
具体的には、腰回りからひざ下にかけてゆとりのあるシルエットを持ちながら、スラックス特有の上品な素材感と美しいドレープを保持しています。従来のスラックスでは実現できなかった、リラックス感のある大人のカジュアルスタイルを演出することができるのです。
ワイドスラックスの魅力とメリット
現代のファッションシーンで注目を集めるワイドスラックスには、様々な魅力とメリットが詰まっています。その特徴を理解することで、より効果的なスタイリングが可能となります。
まず第一に、体型カバー効果が高い点が挙げられます。ゆとりのあるシルエットは、脚の形を自然にカバーしながら、スタイリッシュな印象を与えることができます。特に、気になる太もも周りやふくらはぎの形状を自然にカモフラージュする効果があります。
次に、着回しの幅の広さです。スラックスの持つきちんと感とワイドシルエットのトレンド感を兼ね備えているため、ビジネスカジュアルからプライベートまで、幅広いシーンで活用できます。たとえば、ジャケットと合わせればオフィスでも違和感なく、休日はTシャツと合わせてカジュアルダウンすることも可能です。
さらに、快適な着用感も大きな魅力です。適度なゆとりがあることで、長時間の着用でも窮屈さを感じにくく、動きやすさも確保されています。これは、デスクワークの多い現代のライフスタイルに特に適しています。
ワイドスラックスを選ぶ上でのポイント
ワイドスラックスを選ぶ際は、素材、色、シルエット、丈感など、複数の要素を考慮する必要があります。それぞれの要素について、詳しく見ていきましょう。
素材で選ぶ
ワイドスラックスの素材選びは、着用シーンやシーズンによって大きく変わってきます。素材によって印象が大きく変わるため、目的に合わせた選択が重要です。
オールシーズン使える定番素材として、ポリエステル混紡のトロピカル素材がおすすめです。程よいハリとドレープ性があり、シワになりにくく、手入れも簡単です。
具体的には、以下のような商品がおすすめです:
ビジネスシーン向けベーシックモデル
black straight drape pants N4827
¥13,000
シンプルなデザインと上品な光沢感が特徴的な黒のワイドスラックス。タックデザインと程よいワイド幅で、ドレスシューズからスニーカーまで幅広い足元と相性抜群です。
モダンカジュアルスタイル
brushed belt pants /ウーリーテックスタックスパンツ N4509
¥12,000
チャコールグレーのミニマルデザインワイドスラックス。タートルネックやブルゾンとの相性が良く、都会的なスタイリングが可能。ストレッチ性のある素材で快適な穿き心地を実現。
ストリートカジュアル向け
Vintage solid color drape suit pants N4190
¥11,400
ネイビーストライプのボーダーニットと合わせた黒のワイドスラックス。2タックデザインでトレンド感があり、スニーカーとの相性抜群。カジュアルながら品のある雰囲気を演出。
オフィスカジュアル定番
グレーのテーラードジャケットと白シャツに合わせた黒のワイドスラックス。適度なワイド感とシワになりにくい素材で、ビジネスシーンでも活躍。
リラックススタイル向け
白Tシャツやスニーカーと好相性の黒のワイドスラックス。深めのタックと程よいドレープ感で、カジュアルながらも品のある着こなしが可能。価格帯は15,000円〜25,000円程度で、UNITED ARROWS、SHIPS、BEAMSなどのセレクトショップで多く取り扱われています。
夏場は涼しく快適な着用感を重視して、麻混紡や軽量ウール素材を選びましょう。特に、リネン混のスラックスは通気性が良く、見た目にも涼しげな印象を与えます。
色で選ぶ
ワイドスラックスの色選びは、汎用性と個性の両面から考えることが重要です。
まずは定番カラーとして、以下の色から始めることをおすすめします:
- ベージュ:どんなトップスとも相性が良く、春夏から秋まで活躍
- ネイビー:フォーマル度が高く、ビジネスシーンでも使いやすい
色を選ぶ際は、自分の持っているトップスとの相性も考慮しましょう。たとえば、白シャツやネイビーのジャケットを多く持っている方は、ベージュやグレーのスラックスを選ぶと、既存のアイテムと組み合わせやすくなります。
シルエットで選ぶ
ワイドスラックスといっても、そのシルエットは様々です。バランスの取れたシルエットを選ぶことで、スタイリッシュな着こなしが可能になります。
基本的には、腰回りからひざ下にかけて緩やかに広がるテーパードシルエットがおすすめです。具体的な寸法として、裾幅は22cm〜24cm程度が扱いやすく、多くの方に適しています。
ストレートタイプやワイドテーパードなど、様々なバリエーションがありますが、初めてワイドスラックスを取り入れる方は、あまり極端なシルエットを選びすぎないようにしましょう。
丈感で選ぶ
丈感は、全体のバランスを左右する重要な要素です。理想的な丈感は、靴を履いた状態で、かかとから2cm程度の余裕を持たせることです。
長すぎる丈は、だらしない印象を与えかねません。一方で、短すぎる丈は、ワイドスラックスの特徴であるドレープ感が失われてしまいます。購入時は必ず試着し、自分の好みの丈感に調整することをおすすめします。
体型別おすすめワイドスラックスの選び方
体型によって似合うワイドスラックスのシルエットや選び方は異なります。ここでは、体型別の選び方のポイントをご紹介します。
低身長の方向け
低身長の方は、縦のラインを意識した選び方がポイントです。あまりにもワイドすぎるシルエットは避け、適度なゆとりのあるシルエットを選びましょう。
具体的には:
- 裾幅は20cm〜22cm程度に抑える
- ハイウエスト気味に履くことで脚長効果を出す
また、靴下とスラックスの色を合わせることで、より脚長効果を高めることができます。
高身長の方向け
高身長の方は、ゆとりのあるシルエットを活かしたスタイリングが可能です。むしろワイドなシルエットが全体のバランスを整えてくれます。
ポイントとしては:
- 裾幅は24cm以上の大胆なワイドシルエットも挑戦可能
- 丈は少し長めでも様になるため、靴との相性で調整
痩せ型の方向け
痩せ型の方は、適度なボリューム感のあるシルエットを選ぶことで、体型をカバーしつつスタイリッシュな印象を演出できます。
特に意識したいポイントは:
- プリーツ入りのデザインを選び、立体感を出す
- やや厚手の素材を選び、自然なドレープ感を作る
例えば、コットンツイルやウール混の素材を選ぶことで、程よいボリューム感が出せます。UNIQLOのワイドフィットプリーツパンツ(4,990円)やZARAのワイドフィットスラックス(7,990円)などが、コスパの良いおすすめアイテムです。
ぽっちゃり型の方向け
ぽっちゃり型の方は、全体的なバランスを整えるシルエット選びがカギとなります。ただしワイド過ぎるものは避け、適度なゆとりのあるものを選びましょう。
おすすめのポイントは:
- ストレートシルエットでスッキリとした印象に
- 縦のラインが強調される深めのタックデザイン
着こなし方別!ワイドスラックスコーデ22選
トレンド感のあるワイドスラックスを使った、様々なシーンで活用できるコーディネートをご紹介します。季節やシーンに合わせた着こなしのポイントを詳しく解説していきます。
春夏のおすすめコーデ
暖かい季節は、軽やかな素材感とカラーリングで爽やかな印象を演出しましょう。
Tシャツ×ワイドスラックスの爽やかコーデ
最も取り入れやすい組み合わせの一つが、Tシャツとワイドスラックスです。カジュアルながらも大人っぽさを保った着こなしが可能です。
具体的なコーディネート例:
- ホワイトの無地Tシャツ
- ベージュのワイドスラックス
- ホワイトスニーカー
このコーディネートのポイントは、Tシャツを前だけタックインすることで、こなれ感を演出できます。
シャツ×ワイドスラックスできれいめコーデ
オフィスカジュアルにも対応できる、品のある着こなしを目指します。清潔感とトレンド感を両立させたスタイリングです。
おすすめの組み合わせ:
- オックスフォードシャツ(白)
- チャコールグレーのワイドスラックス
- ブラウンのローファー
開襟シャツ×ワイドスラックスでリゾート風コーデ
夏の定番となっている開襟シャツとワイドスラックスの組み合わせ。リラックス感がありながらもスタイリッシュな印象を与えることができます。
コーディネート例:
- 柄物の開襟シャツ
- アイボリーのワイドスラックス
- サンダルまたはエスパドリーユ
秋冬のおすすめコーデ
寒い季節は、レイヤードを活かした着こなしで、暖かさとスタイリッシュさを両立させましょう。
ニット×ワイドスラックスで暖かみのあるコーデ
季節感のある素材使いで、洗練された大人の着こなしを実現します。
具体的な組み合わせ:
- モックネックニット(カシミヤ混)
- ウール混ワイドスラックス
- チェルシーブーツ
ジャケット×ワイドスラックスで大人っぽくキレのあるコーデ
ジャケットとワイドスラックスの組み合わせは、ビジネスシーンでも通用する品格のある着こなしを実現します。
おすすめの組み合わせ:
- ネイビーのテーラードジャケット
- グレーのワイドスラックス
- 黒のストレートチップシューズ
ポイントは、ジャケットの丈とスラックスのウエスト位置のバランスです。ジャケットは少し短めの丈を選び、スラックスはやや高めのウエスト位置で着用することで、現代的なシルエットが完成します。
コート×ワイドスラックスで上品なコーデ
冬のアウターとワイドスラックスの相性は抜群です。洗練された大人の余裕を感じさせる着こなしができます。
コーディネート例:
- チェスターコート(ベージュ)
- タートルネックニット(グレー)
- ワイドスラックス(ネイビー)
- スエードブーツ(ブラウン)
シーン別おすすめコーデ
ビジネスカジュアルコーデ
オフィスでも違和感のない、きちんと感のあるビジネスカジュアルを提案します。
具体的なコーディネート:
- 定番ブランドのポロシャツ
- ネイビーのワイドスラックス
- 革靴(ストレートチップ)
- レザーベルト
このスタイルは、金融機関や外資系企業のビジネスカジュアルデーにも対応可能です。
休日リラックスコーデ
カジュアルながらも品のある、大人の休日スタイルを実現します。
おすすめの組み合わせ:
- スウェット(グレー)
- ワイドスラックス(ベージュ)
- スニーカー(定番モデル)
デートコーデ
好印象を与える、清潔感があり近づきやすい雰囲気のデートスタイルです。
コーディネート例:
- カジュアルシャツ(デニムシャツなど)
- ワイドスラックス(チャコールグレー)
- スエードスニーカー
ワイドスラックスに合わせるおすすめのトップス
ワイドスラックスと相性の良いトップスを季節別にご紹介します。
春夏向けトップス
- リネンシャツ:素材感で季節感を表現
- 半袖ニット:きれいめカジュアルの定番
- ポロシャツ:スポーティさとエレガンスの融合
秋冬向けトップス
- タートルネックニット:すっきりとした首元でバランスを取る
- ケーブルニット:素材の豊かさを活かした着こなし
- シャギーニット:リラックス感のある大人カジュアル
ワイドスラックスに合わせるおすすめのシューズ
足元の選び方で、コーディネート全体の印象が大きく変わります。
フォーマル度の高い順におすすめシューズ:
- ストレートチップ:ビジネスシーンに最適
- ローファー:オフィスカジュアルの定番
- スニーカー:休日スタイルのマストアイテム
ワイドスラックスに合わせるおすすめの小物
適切な小物使いで、コーディネートの完成度が格段に上がります。
ベルト選び
- レザーベルト:ビジネスシーンに
- スエードベルト:カジュアルスタイルに
- ファブリックベルト:夏のリラックススタイルに
バッグ選び
- トートバッグ:オフィススタイルに
- ショルダーバッグ:休日スタイルに
- バックパック:アクティブなスタイルに
まとめ:ワイドスラックスでワンランク上のメンズコーデを楽しもう
ワイドスラックスは、現代のメンズファッションに欠かせない万能アイテムです。体型や好みに合わせて適切なものを選び、シーンに応じた着こなしを楽しむことで、あなたのワードローブをより豊かにしてくれるでしょう。
この記事で紹介したポイントを参考に、自分らしいワイドスラックススタイルを見つけてください。トレンドに振り回されすぎず、かといって無視もせず、バランスの取れたスタイリングを心がけることで、長く愛用できるアイテムとなるはずです。