ダウンジャケットと中綿ダウンの違いは?失敗しない5つの選びかた
冬になると確実に大活躍するアウターと言えば、ダウンジャケットではないでしょうか。
しかし、ダウンジャケットといっても、細かい違いがあることを知っていますか。
そこで今回は、ダウンジャケットの違いや基礎知識についてお話ししますので、参考にしてみてください。
ダウンジャケットとは?
みなさんは、ダウンジャケットの定義を説明できますでしょうか。
なんとなく知っていたとしても、細かくは知らないはずです。
ダウンジャケットとは、アヒルやガチョウの羽毛を使って作られたアウターのことを指します。
そもそも、なぜダウンジャケットは、アヒルやガチョウの羽毛が使われているのでしょうか。
さらには、数多くの鳥が存在しているのに、なぜアヒルやガチョウの羽毛なのかも気になるところです。
例えば、同じ鳥でも私たちにとって馴染みのあるニワトリを採用した場合、水分を吸収しやすくダウンジャケットには不向きです。
一方、アヒルやガチョウは水鳥と言われていることから、水分を弾いてくれるという特徴があります。
水のなかでも沈まずに生活できるアヒルやガチョウの性質を、ダウンジャケットに採用したと考えるとどうでしょうか。
そして羽毛はしっかりボリュームがあり暖かいため、ダウンジャケットに最適だと言えます。
ダウンジャケットと中綿ダウンはどう違うの?
ダウンジャケットを選ぶ場合、中綿ダウンというのも目につくはずです。
しかし、多くの人は2つの違いを知らずに、見た目や値段だけで決めてしまっています。
中綿ダウンとは、アヒルやガチョウではなく、コットンやポリエステルなどを使用したアウターのことを指します。
つまり、ダウンジャケットと中綿ダウンでは、使われている素材がまったく異なる、ということです。
中綿ダウンはダウンジャケットよりも安価で購入できるため、手がだしやすいアウターだと言えますし、保湿効果にも優れています。
本格的なダウンジャケットにするのか、リーズナブルな中綿ダウンにするのかは、予算やデザイン等で考えてみてください。
ダウンジャケットに関連する記事はこちら⇒メンズ版気温15度で着るべき服装は?失敗しない3つの選びかた
ダウンジャケットを選ぶ際に見ておくポイントは?
もし、ダウンジャケットが欲しいとなった場合、どのようなことをチェックしておくべきでしょうか。
保湿性の高さ
ダウンジャケットを選ぶ基準に、保湿性の高さがあげられます。
なぜなら、真冬の寒い時期に、いかにアウターが暖かさをキープしてくれるのかどうかが重要だからです。
ダウンジャケットには、フィルパワーという数字があり、数字が高ければ高いほど高性能で暖かいという特徴があります。
フィルパワーを基準にする場合、600以上あればいいですし、800もあれば極寒の地でも耐えられるくらいに高性能なアウターです。
耐水や防水性の高さ
ダウンジャケットを選ぶ際には、耐水性や防水性も忘れてはいけません。
なぜなら、冬雨が降って衣服が濡れてしまうと、体が冷えてしまい体調が悪化してしまう可能性があるからです。
いちど濡れてしまった衣類を乾かすのは、環境によってはとても難しいです。
突然の雨でも対応できるよう、耐水性や防水性の高いダウンジャケットを選ぶと安心です。
値段
ダウンジャケットを選ぶ場合、値段は最大の選ぶポイントになってきます。
当然、安ければ安いほど購入しやすいですし、高額になればなるほど、購入を迷ってしまうものです。
ただし、値段が高ければ高いほど高性能というわけではないため、フィルパワーの数字を確認して、値段相応かを考えるといいでしょう。
通気性のよさ
ダウンジャケットは、通気性のよさも考えなければなりません。
ダウンジャケットほどの保湿力があれば、体に汗をかいてしまう可能性があるからです。
当然、冬に汗をかけば体が寒くなってしまい、体調が悪くなることもあります。
ですから、できるだけ通気性のいいダウンジャケットを選ぶようにしましょう。
デザインのよさ
ダウンジャケットは、やはりデザインがカッコよければ、選びたくなるものです。
多くの人は、フィルパワーの数値よりもカッコいいデザインのダウンジャケットを選びます。
デザインがよければ、それだけ自分への自信にもつながりますし、外出するのも楽しくなるものです。
値段が高めのダウンジャケットを1着でも持っていれば、何年も着用できるため、コストパフォーマンスに優れています。
ただし、あまりにも奇抜なデザインのダウンジャケットは、今年だけの流行の可能性があるため、流行り廃りのないものを選ぶといいでしょう
人気のダウンジャケットおすすめ5選
【650FP】機能性Teflon White Duck Stand collar DownJacket N2756
RESTICKの、 Teflonホワイトダックスタンドカラーダウンジャケットです。
寒い冬にぴったりなアウターが、このカラーダウンジャケットです。
なぜなら、フィルパワーが650もあるからです。
650以上のフィルパワーがあれば、多くの場所で大活躍してくれます。
しかも、このダウンジャケットはテフロン加工により撥水性や防汚性に優れています。
暖かく、それでいて水や汚れに強いダウンジャケットは、1着持っておくべきです。
White duck down jacket N2571
BELLKENIDEAの、ホワイトダック90%ダウンジャケットです。
このダウンジャケットは、高級なホワイトダックの羽毛を90%も使用しており、保湿性に優れている、という特徴があります。
しかも、ドローコードもついているため、寒い風をさえぎってくれます。
また、フロントにポケットがふたつついているのも嬉しいところです。
デザインそのものも無駄がなくシンプルなため、どんな場所でも、どんなシーンでも活躍してくれます。
【650+FP】orange down jumper N4735
RESTICKの、オレンジダウンジャンパーです。
ナイロン100%で、中綿がホワイトダックダウンを使用したジャンパーです。
風を通しにくいナイロンと、保温性に優れた中綿の組み合わせにより、高い保温性を維持してくれます。
カラーは鮮やかなオレンジ色ということもあり、存在感は抜群です。
ホワイトやブラックなどの、ありきたりなカラーではなく、少し派手にしたい場合は、このダウンがおすすめです。
【700フィルパワー・防風 防水 透気 機能性】reversible down jacket N4626
UNBENTの、リバーシブルダウンジャケットです。
このダウンジャケットは、なんと700フィルパワーの、まさに最強の暖かさを誇るアウターです。
しかも、高品質なホワイトダックを90%も使用しているため、保温性も非常に優れています。
防水、撥水、防風機能は当然ながら、シーンによってフードの取り外しに対応しているのも嬉しいポイントです。
さらには、リバーシブルで着用できるため、値段以上にお得感を感じられるアウターです。
hood down jacket N4747
NOFAITHの、ドローコード付きフードダウンジャケットです。
290Gのホワイトダックを使用した、贅沢なダウンジャケットで、ドローコードにより調整できるという特徴があります。
また、ホワイトやブラックだけではなく、迷彩柄もあるため、同じダウンジャケットでも、選びかたによっては雰囲気が変わります。
まとめ
ダウンジャケットとひとくちに言っても、アヒルやガチョウの羽毛を使用したものや、コットンやポリエステルを使用したものなど、いくつかの種類があります。
もちろん、どちらにも良さはありますが、暖かさを重視したいのであれば、アヒルやガチョウのダウンジャケットを、値段を重視したいのであればコットンやポリエステルのダウンジャケットを選ばれるといいでしょう。