オックスフォードシャツのおすすめブランド15選。定番から人気ブランドまで
メンズファッションの定番アイテムとして長年愛されているオックスフォードシャツ。
ビジネスからカジュアルまで幅広く活用できる万能アイテムですが、ブランドや価格帯も実にさまざま。この記事では、オックスフォードシャツの基礎知識から、おすすめブランド、コーディネート方法まで徹底解説します。
オックスフォードシャツとは？
オックスフォードシャツは、その versatile な着こなしと丈夫な生地感から、多くのメンズワードローブに欠かせない一着となっています。
カジュアルからビジネスまで幅広く活用できる特徴を持ち、特に米国のアイビーファッションを代表するアイテムとして知られています。
オックスフォードシャツの特徴
オックスフォードシャツの最大の特徴は、その独特な織り方にあります。
タテ糸とヨコ糸を2本ずつ交差させる「オックスフォード織り」により、表面に特徴的な凹凸感が生まれます。この織り方により、耐久性が高く、カジュアルながらも品のある表情を演出することができます。
具体的には、以下のような特徴が挙げられます：
- 生地の通気性が良く、年間を通して快適に着用できる
- 洗濯を重ねるほどに柔らかく馴染んでいく独特の経年変化
さらに、オックスフォードシャツは着用時のシワも味として楽しめる特徴があります。ビジネスシーンでのきちんと感から、休日のリラックス感まで、着こなし方次第で様々な表情を見せてくれるのです。
オックスフォードシャツとボタンダウンシャツの違い
多くの方が混同しがちなオックスフォードシャツとボタンダウンシャツですが、実は全く異なる概念です。オックスフォードシャツは「生地」の種類を指し、ボタンダウンシャツは「襟型」を指します。
たとえば、オックスフォード生地を使用したシャツでも、襟型はボタンダウンではないものもあります。逆に、ボタンダウンシャツでもブロード生地やツイル生地など、オックスフォード以外の生地を使用したものも多く存在します。
オックスフォードシャツに関連する記事はこちら⇒ 旬な着こなしに！メンズ ビッグシルエットシャツの選び方
オックスフォードシャツの選び方
オックスフォードシャツを選ぶ際は、用途や好みに応じて様々な要素を考慮する必要があります。生地の厚さ、襟型、カラー、サイズ感など、それぞれのポイントについて詳しく解説していきましょう。
生地：季節やシーンに合わせた厚さを選ぼう
オックスフォードシャツの生地は、大きく分けて以下の3種類があります：
- 標準的な厚さの「レギュラーオックスフォード」
- 薄手で夏向きの「ライトオックスフォード」
生地の厚さは着用シーンや季節によって選び分けることが重要です。例えば、オフィス用であれば年間通して着用できるレギュラーオックスフォードがおすすめです。価格帯は1枚あたり5,000円から15,000円程度が一般的で、耐久性と着心地のバランスが取れた製品が多く見られます。
襟型：定番のボタンダウンからトレンドのワイドスプレッドまで
襟型の選択は、オックスフォードシャツの印象を大きく左右する重要なポイントです。ビジネスシーンでの着用頻度や、普段のスタイリングの好みによって、最適な襟型は異なってきます。
代表的な襟型には以下のようなものがあります：
- ボタンダウン：最もカジュアルな印象で、特にアメリカントラッドやアイビースタイルと相性抜群
- セミワイドカラー：ビジネスからカジュアルまで幅広く対応できる万能な襟型
特にボタンダウンカラーは、襟が動かないように留められているため、ネクタイなしでもだらしなく見えにくいという特徴があります。一方、セミワイドカラーは、フォーマル度が高く、ビジネスシーンでの活用がしやすいデザインとなっています。
色：定番カラーから着こなしのアクセントになるカラーまで
オックスフォードシャツの色選びは、用途や手持ちの洋服とのコーディネートを考慮して決めることが重要です。定番の白やサックスブルーは、どんなスタイリングにも対応できる万能カラーとして知られています。
特に初めてオックスフォードシャツを購入する方には、以下のような色順での購入をおすすめします：
- 白：最も汎用性が高く、スーツスタイルからカジュアルまで対応可能
- サックスブルー：清潔感があり、カジュアルコーデの印象を爽やかに演出
- ピンク：肌なじみが良く、着こなしのアクセントとして活用しやすい
色選びで迷った場合は、まず白を1枚所持しておくことをおすすめします。仕事でもプライベートでも活用できる最も基本的なアイテムとして、常に重宝することになるでしょう。
サイズ感：ジャストサイズからオーバーサイズまで
近年のトレンドでは、従来のジャストサイズだけでなく、あえてサイズを大きめに選ぶオーバーサイズスタイルも人気を集めています。自分に合ったサイズ感を見つけるためには、以下のポイントに注目して選択することが重要です。
特に確認すべき箇所は：
- 肩幅：肩の縫い目が自分の肩先に合っているか
- 胸回り：ボタンが引っ張られていないか、つまり余裕があるか
オーバーサイズを選ぶ場合は、だらしなく見えない程度の大きさを心がけましょう。具体的には、通常サイズから1サイズアップ程度が、トレンド感と着やすさのバランスが取れたサイジングとなります。
おすすめオックスフォードシャツブランド15選
ブランド選びは、予算や求める品質、着用シーンによって大きく変わってきます。
ここでは価格帯別に、特におすすめのブランドをピックアップしてご紹介します。それぞれのブランドの特徴や価格帯を詳しく解説していきましょう。
高級ブランドで選ぶ
高級ブランドのオックスフォードシャツは、生地の品質や縫製の丁寧さなど、細部へのこだわりが際立ちます。長年着用することを考えると、初期投資は大きくても、着用頻度で考えれば十分な価値があると言えるでしょう。
| ブランド名 | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|
| ラルフローレン | 20,000円〜 | 上質な生地使い、本場アメリカのトラッドスタイル |
| ギットマン | 25,000円〜 | 伝統的な製法による丁寧な縫製、耐久性の高さ |
| トムフォード | 80,000円〜 | 最高級の生地使い、モダンなシルエット |
定番ブランドで選ぶ
定番ブランドは、価格と品質のバランスが良く、多くの方に支持されているブランドです。デイリーユースに適した耐久性と、手頃な価格帯が特徴です。長年の製造実績があり、安定した品質を提供してくれるブランドばかりです。
特に日本のアパレルブランドは、細部へのこだわりと丁寧な縫製で、価格以上の価値を提供してくれることが多いです。例えば、ユナイテッドアローズやビームスなどのセレクトショップのプライベートブランドは、トレンド感と基本的な品質の両立に定評があります。
また、ブルックスブラザーズのような老舗ブランドは、伝統的なアメリカントラッドスタイルを継承しながら、現代的なフィット感やデザインも取り入れています。価格は15,000円前後からとやや高めですが、その品質と歴史的価値を考えれば、十分な投資価値があると言えるでしょう。
| ブランド名 | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|
| ユニクロ | 3,000円前後 | コスパの良さ、豊富なサイズ展開 |
| ビームス | 8,000円〜 | トレンド感のある色展開、程よい厚みの生地 |
| シップス | 7,000円〜 | バランスの取れたシルエット、着回しやすさ |
特にユニクロのオックスフォードシャツは、品質の割に手頃な価格で、ワードローブの基本アイテムとして多くの方に選ばれています。生地の厚みも程よく、オフィスカジュアルからプライベートまで幅広く活用できます。
コスパ重視で選ぶ
予算を抑えながらも品質の良いオックスフォードシャツを探している方におすすめのブランドをご紹介します。近年は、価格帯以上の品質を提供するブランドも増えてきています。
コスパの良いブランドを選ぶ際のポイントは：
- 基本的な縫製がしっかりしているか
- 生地の厚みが適度にあるか
例えば、GUやWEGOなどのファストファッションブランドでも、デイリーユースに十分耐えうる品質のものが見つかります。価格は2,000円〜4,000円程度で、気軽に試せる価格帯となっています。
オックスフォードシャツのおすすめコーデ
オックスフォードシャツは、その versatile な特性を活かして様々なスタイリングが可能です。ここでは、シーン別におすすめのコーディネートをご紹介します。
ビジネスカジュアルコーデ
ビジネスカジュアルでは、清潔感とプロフェッショナルな印象を両立させることが重要です。オックスフォードシャツは、このバランスを取るのに最適なアイテムです。
具体的なコーディネート例：
- 白のオックスフォードシャツ + ネイビーのウールスラックス + ブラウンのローファー
- サックスブルーのオックスフォードシャツ + グレーのチノパン + 黒のストレートチップシューズ
特に白のオックスフォードシャツは、どんなボトムスとも相性が良く、ビジネスカジュアルの定番アイテムとして重宝します。
きれいめカジュアルコーデ
休日のお出かけや、カジュアルな職場での着こなしに適したきれいめカジュアルスタイル。オックスフォードシャツを主役に、トレンド感のある着こなしを楽しめます。季節や場面に応じて、様々なバリエーションが可能です。
春のコーディネート例：
- サックスブルーのオックスフォードシャツ + ベージュのチノパン + 白スニーカー
- 長袖をロールアップしてこなれ感を演出
- アウターは軽めのブルゾンやデニムジャケットを合わせる
夏のコーディネート例：
- 白の半袖オックスフォードシャツ + ネイビーのショートパンツ + デッキシューズ
- 襟を立てて日焼け対策も兼ねる
- 薄手の生地を選んで快適に
秋のコーディネート例：
- ピンクのオックスフォードシャツ + グレーのウールパンツ + ブラウンのローファー
- ニットベストをレイヤードしてシーズン感を演出
- カーディガンやジャケットで体温調節
冬のコーディネート例：
- 白のオックスフォードシャツ + ダークブラウンのコーデュロイパンツ + ブーツ
- タートルネックをインナーに着用
- チェスターコートと合わせて上品な印象に
おすすめの組み合わせ：
- オックスフォードシャツ + デニム + スニーカー
- オックスフォードシャツ + チノパン + デッキシューズ
シャツはあえて軽くアイロンがけをして、ナチュラルな雰囲気を演出するのがポイントです。
カジュアルコーデ
最もリラックスした雰囲気を演出できるカジュアルコーデ。オーバーサイズのオックスフォードシャツを活用することで、今っぽい着こなしが完成します。最近のトレンドでは、あえてルーズな着こなしを楽しむスタイルが注目を集めています。
レイヤードスタイル：
- オックスフォードシャツの下に好みのTシャツを着用
- シャツは前開きで羽織として使用
- ボトムスはワイドパンツやカーゴパンツで今季らしく
ストリートテイスト：
- オーバーサイズシャツ × バギーデニム
- スポーティーなスニーカーでカジュアルダウン
- キャップやビーニーを合わせてカジュアル感をプラス
リラックススタイル：
- シャツをあえてタックアウト
- ショーツとの相性も抜群
- サンダルやスリッポンで気軽に
特に休日のカジュアルコーデでは、シャツのシワや生地の風合いを活かした、リラックス感のある着こなしがおすすめです。ただし、だらしなく見えない程度に全体のバランスを整えることが重要です。
たとえば：
- オーバーサイズシャツ + スリムデニム + スニーカー
- シャツジャケット風の着こなし + ワイドパンツ + ローカットスニーカー
オックスフォードシャツのお手入れ方法
オックスフォードシャツを長く愛用するためには、適切なケアが欠かせません。日々のお手入れから保管方法まで、詳しく解説していきます。
洗濯方法
オックスフォードシャツの洗濯は、以下のポイントに注意して行いましょう：
- 水温：30度以下の水で洗濯
- 洗剤：中性洗剤を使用
- 脱水：弱めの脱水で
特に気をつけたいのが色物の取り扱いです。初めての洗濯時は、色落ちを防ぐため単独で洗濯することをおすすめします。
アイロンのかけ方
アイロンがけは、シャツの印象を大きく左右する重要な工程です。オックスフォードシャツは、その特徴的な織り方のため、一般的なドレスシャツとは少し異なるアプローチが必要です。
アイロンがけの基本ステップ：
-
準備段階
- シャツが適度に湿っている状態で作業を始める
- 乾燥しすぎている場合は、スプレーで軽く湿らせる
- アイロン台にシワができないよう、しっかりとカバーを張る
-
襟周りの処理
- 襟の付け根から先端に向かって丁寧にプレス
- ボタンダウンの場合は、ボタンを留めた状態でアイロンがけ
- 襟の角までしっかりと気を配る
-
袖周りの注意点
- プリーツを整えながら、シワを伸ばす
- カフスは特に丁寧にプレス
- 袖山のラインを意識して仕上げる
-
仕上げのポイント
- 全体的に軽くスチームを当てる
- ハンガーに掛けて自然に乾燥させる
- 着用直前まで吊るした状態を保つ
オックスフォードシャツの場合、あまりにきっちりとしたアイロンがけは、かえってカジュアルな素材感と相反する場合があります。程よい自然な風合いを残すことで、素材本来の魅力を引き出すことができます。
効率的なアイロンがけの手順：
- 襟から始める
- カフスと袖
- 前身頃と後ろ身頃
アイロンの温度は中温に設定し、スチームを活用することで、きれいな仕上がりが期待できます。
保管方法
適切な保管方法は、シャツの寿命を大きく左右します。以下のポイントを押さえておきましょう：
- ハンガーにかける場合は、肩幅の合った木製ハンガーを使用
- クローゼット内は適度な湿度を保つ
- 直射日光を避ける
まとめ
オックスフォードシャツは、その versatile な性質から、様々なシーンで活躍する万能アイテムです。価格帯や好みに応じて最適なブランドを選び、適切なケアを行うことで、長く愛用できる一着となるでしょう。
特に重要なポイントをまとめると：
- 用途に合わせた適切な襟型選び
- サイズ感の見極め
- 定期的なメンテナンスの実施
ぜひ、この記事を参考に、自分に最適なオックスフォードシャツを見つけてください。
