【春服】ボンバージャケットコーデ|おしゃれな着こなし
春のアウターの定番として人気の高いボンバージャケット。カジュアルからきれいめまで幅広いスタイリングが楽しめる万能アイテムです。この記事では、2024年春のトレンドや着こなし方、選び方のポイントまで徹底解説します。
メンズ・レディース別のコーデ例も豊富にご紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてください。
ボンバージャケットとは?特徴と魅力を紹介
1940年代のミリタリージャケットをルーツに持つボンバージャケットは、現代ではストリートファッションからモード系まで、幅広いスタイルに取り入れられている人気アイテムです。特徴的なシルエットと実用性の高さから、世代を超えて愛され続けています。
ボンバージャケットの最大の特徴は、袖と裾にリブ(伸縮性のある編み地)が付いていることです。このデザインは、もともと空軍パイロットの防寒着として開発された際、風の侵入を防ぐ目的で採用されました。現代のファッションアイテムとしても、このリブ使いがスポーティーでスタイリッシュな印象を演出する重要な要素となっています。
また、ボンバージャケットの魅力は、その汎用性の高さにもあります。たとえば、カジュアルなTシャツやデニムとの相性はもちろん、ドレスやスカートとのミックススタイルまで、幅広いコーディネートに対応できます。素材やカラー、シルエットのバリエーションも豊富で、自分らしい着こなしを見つけやすいのも特徴です。
2024年春のボンバージャケット トレンド
2024年春のボンバージャケットは、サステナビリティとモダンさを兼ね備えた新しいスタイルが注目を集めています。環境に配慮したリサイクル素材の使用や、従来のミリタリーテイストに現代的なエッセンスを加えたデザインが特徴的です。
今シーズンのトレンドの一つは、オーバーサイズシルエットです。ゆとりのあるサイズ感は、レイヤードスタイルを楽しむのに最適で、カジュアルからモード系まで幅広いスタイリングに対応できます。特に、クロップド丈のトップスやハイウエストボトムとの組み合わせが注目を集めています。
カラートレンドとしては、従来のブラックやカーキに加えて、パステルカラーやニュートラルトーンが人気です。具体的には、ソフトなベージュやライトグレー、くすみピンクなどが、春らしい軽やかな雰囲気を演出します。これらのカラーは、様々なコーディネートに取り入れやすく、着回しの幅を広げてくれます。
ボンバージャケットの選び方:素材・シルエット・サイズ感
ボンバージャケット選びで迷われている方も多いのではないでしょうか。素材、シルエット、サイズ感は、着こなしの印象を大きく左右する重要な要素です。それぞれの特徴を理解して、自分に合った一着を見つけていきましょう。
素材で変わる印象:ナイロン・レザー・スエード etc.
素材選びは、ボンバージャケットの用途や着こなしの方向性を決める重要なポイントです。それぞれの素材には独自の特徴があり、求めるスタイルや使用シーンによって最適な選択が変わってきます。
ナイロン素材は、最もベーシックで使い勝手の良い選択肢です。軽量で扱いやすく、カジュアルな着こなしに最適です。例えば、UNIQLOのMA-1ジャケットは、コストパフォーマンスの高さで人気を集めています。
レザー素材は、高級感があり、エッジの効いた着こなしが可能です。耐久性も高く、エイジングを楽しめるのが特徴です。例えば、SCHOTT(ショット)の定番レザーボンバージャケットは、本革の風合いと確かな品質で長年支持されています。
スエード素材は、上品な質感で大人っぽい雰囲気を演出できます。デートやちょっとしたお出かけなど、カジュアルすぎない場面での着用に適しています。例えばBEAMS(ビームス)のスエードボンバージャケットは、程よい光沢感とソフトな着心地が特徴です。
シルエットで変わるスタイル:MA-1・スタジャン etc.
シルエットの違いは、着こなしの印象を大きく左右します。定番のMA-1タイプから、スポーティーなスタジャンタイプまで、様々なバリエーションがあります。
MA-1タイプは、最もオーソドックスなシルエットです。肩から裾にかけてゆったりとしたシルエットで、カジュアルからモード系まで幅広いスタイリングに対応できます。特に、シンプルなデザインは着回しやすく、初めてボンバージャケットを購入する方におすすめです。
スタジャンタイプは、よりスポーティーな印象を与えるシルエットです。襟元のリブが特徴的で、カレッジテイストやストリートスタイルとの相性が抜群です。カラーブロッキングやワッペンなどのディテールを活かしたスタイリングが楽しめます。
サイズ感は重要!ジャストサイズorオーバーサイズ?体型別の選び方も解説
サイズ選びは、着こなしの完成度を左右する重要なポイントです。体型や好みのスタイリングによって、適切なサイズは変わってきます。
体型別の選び方のポイントをご紹介します:
- がっしりした体型の方:ゆとりのあるサイズを選び、丈は腰骨が隠れる程度に
- 細身の方:ジャストサイズかワンサイズ上げて、インナーでボリュームを出す
春におすすめのボンバージャケットコーデ【メンズ】
メンズの春コーデは、気温の変化に対応しやすく、かつスタイリッシュな着こなしがポイントです。ボンバージャケットを使った、実用的でおしゃれなコーディネートをご紹介します。
王道カジュアル:Tシャツ×デニム×ボンバージャケット
最も取り入れやすい定番の組み合わせです。白Tシャツとインディゴデニムの組み合わせに、ブラックのナイロンボンバージャケットを合わせることで、クリーンでスタイリッシュな印象に仕上がります。
具体的なコーディネート例:
- ジャケット:ALPHA INDUSTRIES MA-1
- Tシャツ:UNIQLO スーピマコットンクルーネックT
- デニム:EDWIN レギュラーストレート
- スニーカー:NIKE Air Force 1 '07
大人っぽく:シャツ×スラックス×ボンバージャケット
オフィスカジュアルにも対応できる、きれいめな着こなしです。オックスフォードシャツとウールスラックスの組み合わせに、スエード素材のボンバージャケットを合わせることで、品のある大人の装いが完成します。
春らしさ満点:パーカー×チノパン×ボンバージャケット
春の肌寒い日に最適な、レイヤードスタイルです。薄手のパーカーとチノパンの組み合わせに、ナイロン素材のボンバージャケットを合わせることで、カジュアルながらも洗練された印象に。
具体的なコーディネート例:
- ジャケット:Buzz Rickson's MA-1
- パーカー:Champion リバースウィーブパーカー
- チノパン:DICKIES 874ワークパンツ
- スニーカー:Converse Chuck 70
春におすすめのボンバージャケットコーデ【レディース】
レディースの春コーデは、フェミニンさとカジュアルさのバランスがポイントです。ボンバージャケットを使って、甘辛ミックスの着こなしを楽しみましょう。
フェミニンスタイル:ワンピース×ボンバージャケット
女性らしさとクールさを両立した、今年トレンドの着こなしです。花柄のワンピースにボンバージャケットを合わせることで、甘すぎない大人の春コーデが完成します。
具体的なコーディネート例:
- ジャケット:ZARA クロップドボンバージャケット
- ワンピース:Snidel フラワープリントワンピース
- シューズ:adidas Stan Smith
- バッグ:FURLA ミニショルダーバッグ
クールカジュアル:Tシャツ×スカート×ボンバージャケット
カジュアルながらも女性らしさを失わない、バランスの取れたスタイリングです。プリーツスカートの軽やかさと、ボンバージャケットの力強さが絶妙なコントラストを生み出します。
ここでのポイントは、スカートの丈感です。ミモレ丈のスカートを選ぶことで、大人っぽさとトレンド感の両方を演出できます。また、Tシャツは少しタイトめのものを選ぶことで、全体のバランスが取りやすくなります。
トレンド感重視:クロップド丈トップス×ハイウエストパンツ×ボンバージャケット
2024年のトレンドを押さえた、モード感のある着こなしです。クロップド丈のトップスとハイウエストパンツで作る縦長シルエットに、オーバーサイズのボンバージャケットを合わせることで、今年らしい抜け感のあるスタイリングが完成します。
ボンバージャケットを使った着回しコーデ術
一着のボンバージャケットを様々なシーンで活用するための、実践的な着回しテクニックをご紹介します。
普段着からきれいめまで:着回し力抜群の黒ボンバージャケット
黒のボンバージャケットは、その汎用性の高さから、様々なスタイリングに対応できます。以下のような着回しパターンがおすすめです:
- カジュアルデイ:白T+デニム+スニーカー
- オフィスカジュアル:シャツ+スラックス+ローファー
- 休日スタイル:パーカー+ジョガーパンツ+スニーカー
- デートスタイル:タートルネック+スキニー+ブーツ
春から秋まで活躍:カーキボンバージャケットの着回しテクニック
カーキカラーは、春から秋まで長いシーズン活用できる万能カラーです。季節や気温に合わせた着回し方をご紹介します:
- 春:薄手のニット+デニム
- 夏:白T+ショートパンツ(夕涼み用)
- 秋:セーター+チノパン
ボンバージャケットに合うおすすめインナー
インナー選びは、ボンバージャケットの着こなしを左右する重要なポイントです。シーズンや着用シーンに合わせて、以下のようなアイテムがおすすめです。
春先の肌寒い時期
- 薄手のタートルネック
- クルーネックニット
- 長袖Tシャツ
春の暖かい時期
- 半袖Tシャツ
- ポロシャツ
- 薄手のシャツ
特に、首元の開き具合には注意が必要です。ボンバージャケットは首元がつまりやすいデザインのため、インナーの襟元はすっきりとしたデザインを選ぶのがポイントです。
ボンバージャケットに合うおすすめパンツ・ボトムス
ボトムス選びは、全体のバランスを決める重要な要素です。体型やスタイリングの方向性に合わせて、以下のアイテムがおすすめです。
メンズ向け
- テーパードデニム
- スリムフィットチノパン
- ワイドスラックス
レディース向け
- ハイウエストスキニー
- プリーツスカート
- ワイドデニム
ボンバージャケットに合うおすすめシューズ
シューズ選びは、コーディネートの完成度を高める重要な要素です。TPOに合わせて、以下のようなアイテムがおすすめです。
カジュアルスタイル向け
- ローカットスニーカー
- ハイカットスニーカー
- キャンバススニーカー
きれいめスタイル向け
- レザースニーカー
- サイドゴアブーツ
- ローファー
ボンバージャケットのお手入れ方法:洗濯・保管のコツ
ボンバージャケットを長く愛用するためには、適切なケアが欠かせません。素材別のお手入れ方法をご紹介します。
ナイロン素材の場合
- 洗濯機使用可(ネットに入れる)
- 中性洗剤を使用
- 陰干しで乾燥
レザー素材の場合
- 専用クリーナーでの拭き取り
- 防水スプレーの定期的な使用
- 革専用ハンガーでの保管
保管時の注意点
- 湿気の少ない場所で保管
- 型崩れ防止のためハンガー使用
- 防虫剤の使用を忘れずに
人気ブランドのおすすめボンバージャケット
各ブランドの代表的なアイテムをご紹介します。予算と好みに合わせて、お気に入りの一着を見つけてください。
ハイエンド
- Saint Laurent(サンローラン)レザーボンバージャケット
- Maison Margiela(メゾン マルジェラ)MA-1
- UNDERCOVER(アンダーカバー)プリントMA-1
ミドル
- ALPHA INDUSTRIES(アルファ インダストリーズ)MA-1
- AVIREX(アヴィレックス)MA-1
- BEAMS(ビームス)オリジナルボンバー
エントリー
- UNIQLO(ユニクロ)MA-1ブルゾン
- GU(ジーユー)ボンバージャケット
- WEGO(ウィゴー)MA-1
まとめ:この春、ボンバージャケットでワンランク上のおしゃれを楽しもう!
ボンバージャケットは、その versatility と timeless な魅力から、春のワードローブに欠かせないアイテムとなっています。素材やシルエット、サイズ感などの基本的な選び方を押さえた上で、自分らしい着こなしを見つけていただければと思います。
特に春は、レイヤードスタイルを楽しめる絶好のシーズン。インナーやボトムス、小物使いを工夫することで、一着のボンバージャケットでも様々な表情を演出することができます。
今回ご紹介したコーディネートやお手入れ方法を参考に、ぜひあなたらしいボンバージャケットスタイルを見つけてください。トレンドを取り入れながらも、長く愛用できる一着を選ぶことで、より充実したワードローブを作ることができるはずです。