2022年 12月 25日ファッション

話題の素材”グラフェン”とは？アウトドアに最適なアウター4つを紹介

グラフェンという素材は聞き馴染みはないものの、スマホやタブレット、車のコーティング、太陽電池などに取り入れられている身近な素材です。そして、その特性からアパレルアイテムに使用されることもあります。

グラフェンとはどのような特徴を持っているのかを解説するとともに、おすすめのグラフェン使用アウトドアアウターをご紹介します。

グラフェン素材の特徴

グラフェンを簡単に説明すると、炭素原子が結びついた素材のことです。六角形の網目状に美しく並んており、非常に薄くて耐久性が高いことで有名です。さまざまな技術に取り入れられていますが、グラフェンを取り入れたアパレルアイテムにはどのような特徴があるのかをチェックしてみましょう。

耐久性が高い

グラフェン素材の大きな特徴は耐久性が高いという点です。ダイヤモンドと同等の強度を保ち、少しの衝撃や刺激では繊維が壊れることはありません。アクティブに動きたいアウトドア時のアウターとしても最適です。一度購入すれば長く楽しみ続けられるので、本当に優れた良いアイテムを選びたい方にもおすすめですよ。

薄くて丈夫

グラフェンは非常に薄く、その厚みは1ナノしかありません。折り曲げたり加工をしたりするアパレルアイテムとも相性がよく、アクティブに動いても体の動きが制限されません。しっかりと体を温めてくれるアウターに用いられる素材は重くて固いものも多いですが、グラフェンなら見た目や暖かさからは想像がつかないほど軽い着心地を楽しめます。

熱伝導性が高い

グラフェンは熱伝導性が高いという点でも冬のアウトドアアイテムに活用しやすいです。鋼の10倍の熱伝導率を誇り、体の熱をしっかり守ってくれます。真冬のウィンタースポーツも、グラフェン素材のアウターを用いれば寒さを気にせず楽しめそうですね。薄いので折りたたみやすく、持ち運びにも便利なため、寒暖差が激しい場所でも活躍してくれます。

撥水性が高い

グラフェン素材は撥水性が高いことでも有名です。強度や耐久性の高さから車のコーディングにグラフェンが使用されることもあります。簡単にコーティングができるグラフェンスプレーも販売されているので、見かけたこと、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。グラフェン素材を用いたアウターももちろん雨や雪をしっかり弾いてくれます。急な雨や嵐、雪、大波に見舞われる可能性が高いキャンプ、ウィンタースポーツ、海や川でのアウトドアも、グラフェン素材のアウターを着用していれば快適に楽しめます。

カジュアルに着こなせるベスト

本格的なアウトドアアウターは街中では着にくいですが、ベストならカジュアルに日々のコーディネートに取り入れられます。ベストを一枚羽織るだけでもしっかり暖かく、快適に過ごせます。細かなチェック柄がよりカジュアルな印象を与えてくれます。グラフェン素材を初めて試す方にもおすすめのアイテムです。

チェック柄なら重たくなりすぎない

アウトドアアウターは存在感が強く、他のアイテムの印象を弱めてしまいます。色やデザインによっては重たすぎる印象になってしまうこともありますよね。ですが、チェック柄のアイテムを選べば重たくなりすぎず、おしゃれを楽しめます。防寒性も耐久性も、デザイン性も諦めたくない！という方におすすめですよ。

リバーシブルでお得に楽しめる

グラフェン素材を取り扱うブランドはまだ少なく、価格も高額になりがちです。快適で機能性が高いグラフェン素材ですが、簡単に何着も買えない…という方も多いですよね。そんな方にはリバーシブルデザインのアウターがおすすめです。その日のコーディネートによって、シンプルなデザインと胸元の切り替えのデザインの両方を楽しみましょう。使わないときはコンパクトに折りたためるのもポイントです。

首元までしっかり暖かく

グラフェン素材は熱伝導性に優れ、真冬の寒い時期でもしっかり体を温めてくれます。ハイネックで首元までしっかりカバーできるアイテムを選べば、より防寒性の高いアウターとして楽しめますよ。キャンプやウィンタースポーツなど、寒い時期に屋外で長時間活動する際にぴったりです。背面の首元のロゴで、他のアウターとは違ったおしゃれを楽しめるのもポイントです。