メンズポロシャツとチノパンコーデ例|ダサい・おじさん臭いを解消

ポロシャツとチノパンは、メンズファッションの定番組み合わせでありながら、着こなし方を間違えると「ダサい」「おじさん臭い」と思われがちなコーディネート。
しかし、適切な選び方と着こなし方を知れば、清潔感があり、かつ今っぽいスタイリングに生まれ変わります。
この記事では、ポロシャツとチノパンの正しい選び方から、シーン別のコーデ例、おすすめブランドまで徹底解説します。
おしゃれに着こなして、周囲と差をつけましょう。
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ポロシャツとチノパン:定番コーデを今っぽく着こなす秘訣

ポロシャツとチノパンの組み合わせは、その手軽さと清潔感から多くの男性に選ばれる定番コーデです。
しかし、単に組み合わせるだけでは平凡になりがちで、場合によっては「おじさんコーデ」のレッテルを貼られてしまうことも。今っぽく、おしゃれに着こなすためには、いくつかの重要なポイントを押さえることが必要です。
ダサ見えの原因を理解し、現代的な選び方を知ることで、このベーシックな組み合わせを洗練されたスタイリングへと進化させることができます。
ダサ見え回避!ポロシャツ×チノパンコーデの落とし穴

「ポロシャツとチノパンを合わせているのに、なぜかダサく見える…」そんな悩みを抱えていませんか?
実は、ダサ見えしてしまう原因はいくつかの典型的な落とし穴にあります。まず最も多いのが、サイズ感の間違いです。
体のラインが全く出ないダボッとしたポロシャツや、逆に窮屈すぎるサイズ選びは一気におじさんっぽい印象になってしまいます。
また、色の組み合わせの失敗も大きな要因です。特に明るすぎる色や原色同士の組み合わせは、子供っぽい印象やゴルフウェアのようなイメージになりがちです。たとえば、明るい黄色のポロシャツにベージュのチノパンという組み合わせは、どうしても「お父さんの休日コーデ」のような印象を与えてしまいます。
さらに見落としがちなのが、素材感のミスマッチです。光沢のあるポロシャツとカジュアルすぎるチノパンでは、上下のテイストが噛み合わず、コーディネートとしてのまとまりを欠いてしまいます。具体的には、ドレッシーな素材のポロシャツに作業着のようなゴワゴワしたチノパンを合わせると、バランスが取れないスタイリングになってしまうのです。
これらの落とし穴を避けるためには、自分の体型に合ったサイズ選び、色のトーンを揃えること、そして素材感の統一を意識することが重要です。
たとえば、落ち着いたネイビーのポロシャツにベージュのチノパンという組み合わせであれば、大人の余裕を感じさせるスタイリングになります。
今どき感を演出するポロシャツの選び方:素材・色・サイズ感

ポロシャツを今っぽく着こなすためには、選び方が非常に重要です。
まず注目すべきは素材です。
従来の厚手の鹿の子素材だけでなく、シルク混やコットンリネン、ドライタッチな機能素材など、多様な選択肢があります。特に夏場は、サラッとした肌触りのドライ素材や、上品な光沢感のあるシルク混素材を選ぶことで、クラス感のあるスタイリングが可能になります。
次に重要なのが色選びです。定番のホワイト、ネイビー、ブラックは間違いないですが、今どきの着こなしを目指すなら、くすみカラーやアースカラーがおすすめです。
たとえば、くすんだグリーン、テラコッタ、モスグリーンなどは、大人の余裕を感じさせながらもトレンド感のある色味です。これらの色を選ぶことで、一般的なポロシャツスタイルと一線を画すことができます。
そして忘れてはならないのがサイズ感です。今どきのポロシャツコーデで最も重要なのは、「適度なゆとり」です。体のラインにピッタリすぎず、かといってダボダボでもない、絶妙なサイズ感が求められます。
肩幅はちょうど自分の肩に合うか少し落ちるくらい、袖は二の腕の真ん中あたりでフィットし、着丈は腰骨あたりか少し上がベストです。
具体的には、立った状態で腕を組んだときに窮屈さを感じないこと、座ったときにお腹まわりがつっぱらないことがチェックポイントになります。そのため、試着の際には様々な動きをして確認することをおすすめします。
適切なサイズ感のポロシャツは、カジュアルながら品のある印象を与え、おしゃれ上級者の雰囲気を醸し出すことができるのです。
チノパン選びで差をつける!シルエット・カラー・素材のポイント

チノパンは一見シンプルに見えますが、実は選び方で大きく印象が変わるアイテムです。
おしゃれに見せるための最重要ポイントは、何と言ってもシルエットです。今のトレンドは、太すぎず細すぎない「テーパードシルエット」です。
腰回りから太ももにかけては程よいゆとりがあり、裾に向かって少しだけ細くなるこのシルエットは、脚のラインをきれいに見せつつ、こなれた印象を与えます。
特に日本人の体型に多い「カッコよく見せたいけれど脚が細くない」という悩みを持つ方には、テーパードシルエットがおすすめです。具体的には、股上が浅すぎず深すぎないミドルライズで、足首が少し見える程度の丈感が現代的です。裾をロールアップすることで、よりこなれた印象になり、夏場の涼しげな着こなしも可能になります。
色選びも重要です。チノパンの定番であるベージュはもちろん、ネイビー、オリーブ、チャコールグレーなどは、様々なポロシャツの色と相性が良く、コーディネートの幅を広げてくれます。特にくすみがかったカラーは大人っぽい印象を与え、おじさん臭さを払拭するのに効果的です。
素材にもこだわりましょう。従来のハリのあるチノ素材だけでなく、ストレッチ性のあるものや、軽量で夏でも快適な薄手のもの、冬向けの温かみのある素材など、季節や用途に合わせた選択ができます。特に1〜2%のストレッチが入ったチノパンは、動きやすさと美しいシルエットの維持を両立できるため、デイリーユースにおすすめです。
チノパンを選ぶ際は、必ず試着して鏡で全身のバランスを確認しましょう。ポロシャツとのバランスを見ながら、自分の体型をより良く見せてくれるものを選ぶことが、おしゃれ上級者への第一歩です。
シーン別おすすめコーデ:TPOに合わせた着こなし術
ポロシャツとチノパンの組み合わせは、アレンジ次第で様々なシーンに対応できる万能コーデです。
カジュアルからビジネスシーン、スポーツやデートまで、それぞれの場面に合わせた着こなし方があります。シーンごとに適した色や素材、小物使いを工夫することで、同じアイテムでも全く異なる印象を演出することができます。
ここでは、具体的なシーン別のコーディネート例をご紹介しながら、それぞれの場面で気をつけるべきポイントを解説していきます。
休日カジュアル:リラックス感と清潔感を両立
休日のカジュアルシーンでは、リラックス感がありつつも、だらしなく見えない清潔感のあるコーディネートが理想的です。
このバランスを取るために、素材感と色の組み合わせがカギとなります。
たとえば、少しリネン混じりの柔らかな風合いのポロシャツに、ウォッシュ加工された柔らかな質感のチノパンを合わせると、適度にくつろいだ印象になります。色の組み合わせとしては、くすんだグリーンやブルーのポロシャツにベージュやオフホワイトのチノパンという組み合わせが、休日らしい爽やかさを演出します。
アクセントとして、小物使いも重要です。シンプルなレザーのブレスレットや、カジュアルな腕時計などを取り入れることで、コーディネートに個性が生まれます。足元は白スニーカーを合わせれば清潔感のある休日スタイルの完成です。特に、スタンスミスのようなシンプルなデザインのスニーカーは、大人カジュアルにぴったりです。
具体的には、土曜日の午後に友人とカフェでくつろぐようなシーンを想定してみましょう。ライトブルーのリネン混ポロシャツに、少しテーパードがかかったベージュのチノパン、足元は白のレザースニーカーというコーディネートなら、リラックスしながらも洗練された印象を与えることができます。
休日コーデのポイントは、完璧に整いすぎないことです。ポロシャツの裾をあえて少しだけ出す、チノパンの裾をロールアップするなど、こなれ感を出す小技を取り入れることで、休日らしいリラックス感が生まれます。
ビジネスカジュアル:きちんと感とこなれ感を両立
ビジネスカジュアルシーンでは、カジュアルながらも仕事ができる印象を与えることが重要です。そのためには、品のある素材と落ち着いた色選びがポイントになります。
ポロシャツは、光沢感のある高品質なコットンやシルク混のものを選びましょう。色は、ネイビー、グレー、バーガンディなどの落ち着いた色味が適しています。特に、無地か控えめな柄のポロシャツが、ビジネスシーンでは無難です。
チノパンは、きれいめのノンウォッシュタイプで、シャープなシルエットのものを選びます。色は、ネイビーやチャコールグレーなどのダークカラーがおすすめです。これらの色は、知的で信頼感のある印象を与えます。
ビジネスカジュアルでは、小物使いがより重要になります。本革のベルトや、メタルバンドの腕時計など、上質な小物を組み合わせることで、カジュアルなアイテムでもビジネスシーンに対応できます。
具体的なコーディネート例としては、ダークネイビーの高品質ポロシャツに、チャコールグレーのすっきりとしたチノパン、足元はブラウンのレザーローファーという組み合わせが挙げられます。これなら、オフィスでのミーティングや取引先との打ち合わせなど、ビジネスシーンでも違和感なく馴染みます。
また、気温や状況に応じて、ネイビーのジャケットやベージュのトレンチコートなどを羽織ることで、さらにフォーマル度をアップさせることも可能です。ビジネスカジュアルの着こなしにおいては、清潔感と品格が何よりも重要であることを忘れないようにしましょう。アイロンがけをきちんとし、シワのない状態を保つことも、プロフェッショナルな印象を与えるためには欠かせません。
スポーツシーン:機能性とスタイリッシュさを両立
スポーツやアクティブなシーンでは、動きやすさと機能性を重視しつつも、だらしなく見えないスタイリッシュさが求められます。
そのためには、高機能素材のポロシャツがおすすめです。
最近のスポーツブランドやカジュアルブランドでは、速乾性や吸汗性、UV カット機能などを備えた高機能ポロシャツが数多く展開されています。これらの機能性ポロシャツは、汗をかいても快適さをキープできるため、ゴルフやテニス、観戦スポーツなどのアクティブなシーンに最適です。
色選びでは、ネイビーやグレーなどのベーシックカラーがおすすめですが、アクセントカラーとして、差し色を入れるのも良いでしょう。たとえば、襟や袖口にアクセントカラーが入ったデザインは、スポーティでありながらもおしゃれな印象を与えます。
チノパンは、ストレッチ性のある素材を選ぶのがポイントです。最近は、見た目はチノパンでありながら、伸縮性に優れた素材を使用したものが多く販売されています。これらは動きやすさを確保しつつ、きちんとした見た目を維持できます。
具体的なコーディネート例としては、速乾機能付きのネイビーポロシャツと、ストレッチ性のあるベージュのチノパン、足元は機能性スニーカーという組み合わせが挙げられます。ゴルフコースやテニスコートなど、スポーツをしながらも身だしなみを整えたい場面で活躍します。
また、気温の変化に対応できるよう、軽量のジップアップパーカーやウィンドブレーカーなどをプラスしておくと便利です。スポーツシーンでのコーディネートは、機能性を犠牲にすることなく、スタイリッシュに見せるバランス感覚が重要です。
デートコーデ:上品さと男らしさを両立
デートシーンでは、清潔感があり、さりげなくおしゃれな印象を与えることが重要です。
ポロシャツとチノパンという組み合わせは、着飾りすぎない自然体の魅力を引き出せるため、特に初デートやカジュアルなデートに適しています。
ポロシャツは、肌触りの良い上質なコットン素材や、少し光沢のあるシルク混素材を選びましょう。色は、顔色を明るく見せる効果のある白や、信頼感を与えるネイビーなどが定番ですが、パステルカラーやくすみカラーを選ぶことで、柔らかい印象を与えることもできます。特に、自分の肌の色や髪の色に合った色を選ぶことで、より魅力的に見せることができます。
チノパンは、きれいめのシルエットのものを選び、足首が少し見える丈感にすると、こなれた印象になります。色は、ポロシャツが明るい色なら濃いめのネイビーや深めのオリーブ、ポロシャツが濃い色ならベージュや明るめのグレーなど、上下でコントラストをつけるのがポイントです。
デートコーデの決め手は、小物使いとディテールへのこだわりです。さりげない腕時計や、質の良いレザーベルトなど、さりげなく上質感のある小物をプラスすることで、センスの良さをアピールできます。
具体的なコーディネート例としては、上品な光沢感のあるライトブルーのポロシャツに、キレイめシルエットのネイビーチノパン、足元はブラウンのレザーローファーという組み合わせが挙げられます。レストランでのディナーや美術館デートなど、少しドレスアップしたい場面にも対応できます。
デートコーデで最も重要なのは、自分らしさを大切にすることです。流行を意識しすぎたり、無理に着飾ったりするより、自分に似合うスタイルを見つけ、自信を持って着こなすことが、結果的に魅力的に見えるポイントです。
おすすめブランド:人気ブランドからコスパ重視まで
ポロシャツとチノパンを選ぶ際、ブランド選びも重要なポイントになります。
おしゃれに着こなすためには、自分のスタイルや予算に合ったブランドを見つけることが大切です。
高級ブランドから手頃な価格帯のものまで、様々なブランドがそれぞれ独自の特徴を持っています。
品質、デザイン、フィット感、価格など、様々な観点から比較しながら、自分にぴったりのブランドを見つけていきましょう。ここでは、ポロシャツとチノパンの代表的なブランドについて、その特徴やおすすめポイントを詳しく解説します。
ラルフローレン:定番のポロシャツで上品なスタイル
ポロシャツといえば真っ先に思い浮かぶのが、ラルフローレンでしょう。その象徴的なポニーの刺繍と上質な素材感で、半世紀以上にわたって愛され続けているブランドです。ラルフローレンのポロシャツの特徴は、何と言っても耐久性と着心地の良さです。洗濯を繰り返しても形崩れしにくく、長く愛用できるため、一着持っていると重宝します。
カラーバリエーションも豊富で、定番のネイビーやホワイト、ブラックはもちろん、ビビッドなカラーや季節限定カラーなど、多彩な選択肢があります。特にカスタムフィットと呼ばれるやや細身のシルエットは、スタイリッシュな印象を与えるため、おしゃれに着こなしたい方におすすめです。
チノパンも高品質で、特にヨット部をモチーフにした「チノ」シリーズは、アメリカントラッドの王道とも言えるアイテムです。ラルフローレンのポロシャツとチノパンを組み合わせると、上品で洗練された大人のスタイルが完成します。
具体的なコーディネート例としては、ネイビーのポロシャツとベージュのチノパン、足元にブラウンのデッキシューズという組み合わせが定番です。これは海辺のリゾートでも、都会のカフェでも違和感なく馴染む万能コーデです。
ラルフローレンの製品は、長く着られる点を考えるとコストパフォーマンスが高いと言えますが、初期投資としては少し高めの価格帯です。しかし、その品質とデザインの普遍性を考えると、ワードローブの基本アイテムとして一着持っておく価値は十分にあります。
ユニクロ:コスパ抜群の高機能ポロシャツ
リーズナブルな価格でありながら、高品質な製品を提供しているユニクロは、ポロシャツとチノパンの両方で非常に人気があります。特にエアリズムやドライEXなどの機能性ポロシャツは、吸汗速乾性に優れ、夏場の快適さを追求したアイテムとして多くの支持を得ています。
ユニクロのポロシャツの特徴は、シンプルでありながら細部へのこだわりを感じさせる点です。襟の形や厚み、ボタンの配置など、着用感を左右する細かな部分まで計算されています。また、豊富なサイズ展開も魅力のひとつで、日本人の体型に合わせた絶妙なフィット感が得られます。
チノパンも、様々なシルエットやカラーが展開されており、特にウルトラストレッチチノは、動きやすさと見た目のキレイさを両立していると評判です。またワッシャブル加工されたものが多く、自宅での手入れが簡単な点も魅力です。
ユニクロのポロシャツとチノパンを組み合わせる際のポイントは、あえてトータルコーディネートを意識しすぎないことです。同じブランドの上下を揃えると、どうしても「セットアップ感」が出てしまいがちですが、小物や靴などで変化をつけることで、おしゃれ度がアップします。
具体的には、ユニクロのグレーのポロシャツと、同じくユニクロのベージュチノパンを合わせる場合、足元は別ブランドの個性的なスニーカーを選んだり、ベルトや時計などの小物でアクセントをつけたりすることで、ワンランク上の着こなしになります。
ユニクロの製品はコストパフォーマンスが非常に高いため、特に若い世代や、複数の色違いを揃えたい方におすすめです。シーズンごとに少しずつデザインが更新されるので、トレンドを取り入れた着こなしを手頃な価格で楽しめる点も魅力です。
その他おすすめブランド:様々なスタイルに対応
ラルフローレンやユニクロ以外にも、ポロシャツとチノパンの優れたブランドは数多く存在します。それぞれ独自の特徴を持っているため、自分のスタイルや好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
ラコステは、テニスウェアをルーツに持つブランドで、スポーティでありながら上品な雰囲気が特徴です。特に、襟のしっかりとした作りと、ワニのロゴが象徴的なポロシャツは、スポーツシーンからカジュアルなビジネスシーンまで幅広く活躍します。フランスブランドならではの洗練されたデザインと、経年変化にも強い丈夫な素材が魅力です。
フレッドペリーは、イギリス発のブランドで、モッズやパンクなど、英国のサブカルチャーとも深い関わりを持っています。月桂樹のロゴが特徴的なポロシャツは、タイトなシルエットと独特の襟のデザインで、都会的でスタイリッシュな印象を与えます。英国らしい伝統とモダンさを兼ね備えたデザインは、個性的なスタイルを好む方におすすめです。
ブルックスブラザーズは、アメリカントラッドの代表格で、特にビジネスカジュアルシーンで活躍するアイテムが豊富です。ポロシャツは控えめなロゴと上質な素材感が特徴で、特にスーピマコットンを使用したものは、シルクのような光沢感と柔らかな肌触りが魅力です。チノパンも、クラシックでありながらモダンなシルエットのものが多く、オフィスカジュアルにぴったりです。
無印良品は、無駄を省いたシンプルなデザインと、リーズナブルな価格が魅力のブランドです。特にオーガニックコットンを使用したポロシャツは、環境に配慮した素材選びと、着心地の良さで人気があります。チノパンも、飾りを排したミニマルなデザインながら、細部の作りは丁寧で、シンプルな着こなしを好む方におすすめです。
これらのブランドは、それぞれ異なるテイストやフィット感を持っているため、実際に店舗で試着してみることをおすすめします。自分の体型や好みに合ったブランドを見つけることで、より快適でスタイリッシュな着こなしを楽しむことができます。
ポロシャツ×チノパンに合う靴:コーデを格上げする足元選び
ポロシャツとチノパンのコーディネートにおいて、靴選びは全体の印象を大きく左右する重要なポイントです。
どんなに上質なポロシャツとチノパンを選んでも、靴の選択を誤ると台無しになってしまうことも。逆に言えば、適切な靴を選ぶことで、シンプルなポロシャツとチノパンの組み合わせが格段におしゃれに見えるようになります。シーンやスタイル、季節に合わせた靴選びのコツを押さえて、コーディネート全体の完成度を高めていきましょう。
スニーカー:カジュアルで軽快な印象に
ポロシャツとチノパンに最も合わせやすいのが、スニーカーです。特にシンプルでクリーンなデザインのスニーカーは、カジュアルながらも大人っぽい印象を与えることができます。スニーカーを選ぶ際のポイントは、ごちゃごちゃしていないシンプルなデザインであることです。
白スニーカーは、どんなポロシャツとチノパンの色の組み合わせにも合わせやすく、清潔感のある足元を演出できます。具体的には、アディダスのスタンスミスやコンバースのジャックパーセルなどの、シンプルな白スニーカーがおすすめです。これらは、ベーシックなデザインでありながらも、スポーティすぎない絶妙なバランスが魅力です。
また、ネイビーやグレー、ブラウンなどの落ち着いたカラーのスニーカーも、大人のカジュアルスタイルに適しています。たとえば、ニューバランスの993や574などの、スポーティながらも上品な雰囲気のスニーカーは、休日のリラックススタイルにぴったりです。
スニーカーを合わせる際のコツは、チノパンの裾との相性を考えることです。スニーカーと相性が良いのは、裾がすっきりとしたテーパードシルエットのチノパンです。特に、足首が少し見える丈感にすることで、スタイリッシュな印象になります。具体的には、ロールアップしたり、裾上げをしたりして、くるぶしが少し見える程度の丈にするのがおすすめです。
スニーカーを使ったコーディネート例としては、グレーのポロシャツとベージュのチノパン、足元に白スニーカーという組み合わせが挙げられます。これは、カフェでの待ち合わせやショッピングなど、カジュアルなシーンで活躍する万能コーデです。また、ネイビーのポロシャツとオリーブのチノパン、足元にベージュのスニーカーという組み合わせも、こなれた印象を与えることができます。
ローファー:上品で大人っぽい印象に
より大人っぽく、上品な印象を与えたい場合に最適なのが、ローファーです。ビジネスカジュアルからデートまで、幅広いシーンで活躍するローファーは、ポロシャツとチノパンの組み合わせを一気に格上げしてくれます。
ローファーの中でも特におすすめなのが、レザーローファーです。上質な革素材のローファーは、経年変化も楽しめる大人の定番アイテムです。色は、ブラウンやバーガンディ、ネイビーなどが、チノパンとの相性が良いでしょう。特にブラウンのローファーは、ベージュやネイビーのチノパンとコントラストが生まれ、おしゃれな足元を演出できます。
スエード素材のローファーも、季節感を出したい時におすすめです。特に春夏シーズンのライトベージュやバーガンディのスエードローファーは、軽やかな印象を与えることができます。逆に秋冬は、濃いめのブラウンやブラックのスエードが、季節感を表現するのに適しています。
ローファーを合わせる際のポイントは、チノパンのシルエットです。ローファーは、すっきりとしたシルエットのチノパンと相性が良いです。特に、裾幅が広すぎない、テーパードタイプのチノパンがおすすめです。丈感は、靴の甲がほんの少し見える程度の長さが理想的です。
ローファーを使ったコーディネート例としては、ネイビーのポロシャツとベージュのチノパン、足元にブラウンのローファーという組み合わせが定番です。これは、ビジネスカジュアルシーンでも違和感なく馴染む上品なスタイルです。また、バーガンディのポロシャツとネイビーのチノパン、足元にブラックのローファーという組み合わせも、都会的でスタイリッシュな印象を与えることができます。
サンダル:夏らしい爽やかな印象に
夏場のリゾートやカジュアルなシーンでは、サンダルとの組み合わせも選択肢のひとつです。ただし、サンダルを選ぶ際には注意が必要で、カジュアルすぎるビーチサンダルは避け、レザーサンダルや上質なマテリアルのサンダルを選ぶことがポイントです。
具体的には、シンプルなデザインのレザーストラップサンダルや、スポーティながらも洗練された印象のスポーツサンダルがおすすめです。色は、ブラウンやブラック、ネイビーなどの落ち着いたカラーを選ぶと、大人っぽい印象になります。
サンダルとポロシャツ・チノパンを合わせる際には、全体のバランスに気を配ることが重要です。上半身と下半身がきちんとしているからこそ、足元のラフさがおしゃれに見えるというバランスを意識しましょう。また、サンダルを履く場合は、足の爪やかかとのケアなど、フットケアも忘れずに行いましょう。
サンダルを使ったコーディネート例としては、白のポロシャツとネイビーのショート丈チノパン、足元にブラウンのレザーサンダルという組み合わせが挙げられます。これは、海辺のリゾートやビーチサイドのレストランなど、夏のリラックスしたシーンに最適です。
また、淡いブルーのポロシャツとベージュのロールアップしたチノパン、足元にネイビーのスポーツサンダルという組み合わせも、アクティブな夏のレジャーシーンにぴったりです。
サンダルは、あくまでもカジュアルなシーンでの選択肢であることを念頭に置き、TPOに合わせて使い分けることが大切です。
メンズポロシャツのおすすめアイテム3選
ポロシャツはシンプルでありながら、素材感やシルエットの違いで印象がガラリと変わります。ここでは、大人カジュアルにぴったりのおすすめポロシャツ3選をご紹介します。
① ソロナサステナブルポロシャツ
環境配慮型素材「ソロナ繊維」を使用した、滑らかな肌触りが魅力のポロシャツ。シンプルなロゴ刺繍と、都会的なシルエットで、デニムやチノパンと合わせるだけでこなれ感が生まれます。
おすすめポイント
✔ 地球にやさしいサステナ素材
✔ ゆとりのあるストレートシルエット
✔ 夏~秋まで長く着られる肉厚感
② カラーポロロングスリーブTシャツ
ロンT感覚で使える長袖ポロは、1枚で決まる秋の主役アイテム。襟元の配色デザインがアクセントになっており、コーデ全体に奥行きをプラスしてくれます。
おすすめポイント
✔ トレンド感のあるルーズフィット
✔ 知的さを演出する配色襟デザイン
✔ チノ・カーゴ・ワイドデニムとも相性◎
③ スキッパーデザインポロシャツ
シャツライクに着られるスキッパータイプは、首元が開くことで抜け感を演出。インナーにTシャツをレイヤードして、街でもアウトドアでも活躍する万能デザインです。
おすすめポイント
✔ 首元にゆとりが生まれるスキッパー襟
✔ 体型を拾わないボックスシルエット
✔ 重ね着にも使えるユーティリティアイテム
このように、素材や襟のデザインによって、ポロシャツは印象を大きく変えることができます。
次の「まとめ」で、さらに着こなしのポイントをチェックしてみましょう。
まとめ
ポロシャツとチノパンは、メンズファッションの定番アイテムでありながら、着こなし方次第で印象が大きく変わる奥深い組み合わせです。
この記事では、「ダサい・おじさん臭い」というネガティブな印象を脱し、今どきのおしゃれな着こなしを実現するためのポイントを詳しく解説してきました。
まず基本となるのは、サイズ感です。体のラインを意識した、適度なフィット感のポロシャツと、すっきりとしたシルエットのチノパンを選ぶことで、全体のバランスが整います。次に重要なのが色の選び方で、トーンを揃えたり、上下でコントラストをつけたりすることで、こなれた印象を演出できます。
また、シーン別の着こなし術では、休日カジュアル、ビジネスカジュアル、スポーツシーン、デートコーデなど、それぞれのシーンに合わせた組み合わせ方をご紹介しました。特に小物使いや靴選びで、同じポロシャツとチノパンでも印象が大きく変わることをお伝えしました。
ブランド選びでは、ラルフローレンやラコステなどの定番ブランドから、ユニクロや無印良品などのコスパに優れたブランドまで、幅広く紹介しました。自分のスタイルや予算に合わせて、最適なブランドを選ぶことが大切です。
そして最後に、足元の選び方として、スニーカー、ローファー、サンダルなど、シーンや季節に合わせた靴選びのコツをお伝えしました。靴はコーディネート全体の印象を左右する重要なアイテムなので、慎重に選ぶことが大切です。
ポロシャツとチノパンというベーシックな組み合わせも、これらのポイントを押さえることで、「ダサい・おじさん臭い」から脱却し、洗練された大人のカジュアルスタイルに生まれ変わります。自分自身の体型や好み、シーンに合わせて、最適な選び方と着こなし方を見つけていきましょう。
この記事で紹介したポイントを参考に、ぜひあなただけの「今どきポロシャツ×チノパンスタイル」を完成させてください。
ファッションは自己表現の手段でもあります。自信を持って着こなすことが、何よりもおしゃれに見えるポイントだということを忘れずに。